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小和田駅(こわだえき)は、静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。 == 概要 == 駅前には何ら施設が無く、また道路が通じていないため自動車では訪問できないことから、鉄道ファンに秘境駅の一つとして認知されている。秘境駅ブームの火付け役であり、『秘境駅へ行こう』の著書で知られる牛山隆信が最初に訪れた駅であり〔私と秘境駅 - 秘境駅ヘ行こう!〕、牛山が作成した「秘境駅ランキング」では全国3位にランキングされている。 以前は駅周辺に集落が存在し、天竜川対岸の富山村(現・豊根村)側にも集落や自動車が通れる道路が存在したが〔JR東海配布「飯田線秘境6駅&見どころマップ」より〕、1956年に完成した佐久間ダムによりそれらの集落が水没し、駅周辺の人家は約20分歩いたところにある一軒と、そこから険しい山道を40 - 50分ほど登った先にある塩沢地区の数軒のみとなってしまった。この塩沢地区への郵便配達は、険しい地形のためにバイクでの配達が困難であるため、郵便局員が列車に乗って郵便物を届けに来る〔所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!/2014年5月16日のバックナンバー - テレビ東京〕。 これらの経緯により、利用者はこの駅を目当てにやってくる鉄道ファンを除けば極端に少ない。テレビ番組『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』の「あなたはナゼ秘境駅へ来たんですか?」のコーナーで行った調査では(2014年5月16日OA)、塩沢集落では道路が整備されたために当駅を利用する住人はおらず、純然たる生活目的の利用者は前述の一軒家に住む老婦人一人しか確認できなかった〔。 普段は閑散としているが、1993年の皇太子徳仁親王と皇太子妃雅子とのご成婚の折には、駅名が皇太子妃の旧姓である小和田(おわだ)と同表記であるとして、恋愛成就にあやかろうとする人々で賑わった〔『なんにもないなんにもない…飯田線・秘境駅の旅いかが』 - 朝日新聞 2009年8月16日〕。水窪町(当時)は同駅下にある広場で結婚式を開きたいカップルを募集し、うち1組が挙式を行っている。その結婚式を記念して設置された「愛」と書かれたベンチや結婚式の写真などは、今も駅に残されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小和田駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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