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小大野川(こおおのがわ)は、長野県松本市安曇地区を流れる河川。信濃川水系梓川の支流である。古来、梓川は「大野川」と呼ばれたらしく〔長野県乗鞍自然保護センターの展示による(2011年8月確認)〕、その支流であることから「小」大野川と呼ばれたとされる。「こうのがわ」とも呼ぶ〔服部英雄『峠の歴史学-古道をたずねて-』朝日新聞出版(朝日選書830)2007年9月、69ページ〕。 == 地理 == 乗鞍岳に連なる富士見岳(2817m)・大黒岳(2772m)の東側の斜面に発した流れは暫く岩場に伏流し、やがて川を形成する。そのまま東へと流れ三本滝を形成し乗鞍高原に至る。乗鞍高原では上流部では北辺、下流部では中央部を流れ、善五郎の滝や番所大滝を形成して高原を東西に縦断する。高原を抜けると間もなく前川渡で、奈川渡ダム湖(梓湖)に注いで終わる。この人造湖には前川も注いでおり、ダムができる以前には、小大野川と前川とは梓川に合流する500mほど手前で合流していた。 終始長野県道84号乗鞍岳線と並行しており、小大野川にかかる橋の多くはこの路線のものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小大野川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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