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小山田 大(こやまだ だい、1976年8月23日 - ) は鹿児島県姶良市(旧:姶良郡蒲生町)出身のプロフリークライマー。身長165cm、体重58kg。近年特にボルダリングの分野においてThe Wheel of Lifeの初登、Dreamtimeの再登などの成果を残しているが、ルートクライミングにおいてもAction Directeの再登などオールラウンドな力を持ち、世界のトップクライマーの一人である。 日本における高難度課題の開拓だけでなく、積極的に海外の有名ボルダー課題の再登にも取り組み成果を残し、世界からも高い評価を受けている。 == 経歴 == * 2004年5月、オーストラリア・グランピアンズにて世界最難ボルダー課題(The Wheel of Life・V16〔The Wheel of Life:全長30m、80手にもなる超ロングボルダー。〕)初登。11月、スイス・クレシアーノにてヨーロッパ最難課題のひとつ(Dreamtime〔Dreamtime:フレッド・ニコル初登。数々のトップボルダラーが登っている。現在はV14とされている。〕・当時V15(現在V14))を2日間(当時の世界新記録)で再登。 * 2005年10月、ドイツ・フランケンユーラにて難ルート(Action Directe・5.14d)成功。〔Action Directe:ウォルフガング・ギュリッヒ初登。1本指のランジで始まり、指が1本か2本かかる浅いポケットが連続する、非常にパワーを使うルート。〕 *モノマネ芸人であるくじらがとんねるずのみなさんのおかげでしたの人気コーナー、博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~でネタにしたことによって一般的に名前が知られるようになった。その時のキャッチフレーズは“世界最難課題V16ホイールオブライフ完登 小山田大の必殺小指1本” である。 * 2006年檜原村神戸岩にて国内難関ボルダー課題(オロチV15)初登。 * 2007年塩原にて、国内最難ボルダー課題(バベルV15/16〔バベル:カタルシスからユーマを経由し、ハイドラへ抜ける、野立岩ルーフ最難のリンク課題。30手。〕)初登。 * 2009年1月、鳳来にて国内最難ボルダー課題(エピタフV15〔エピタフ:顕著な前傾壁にあり、極小ホールドでハードムーヴを強いられる、実質8手の課題。小山田は、自身のブログや誌面などで「不可能プロジェクト」と呼んでいた。〕)初登。「10手以内の純粋なボルダーとしては国内最難」とコメント。 * 2009年12月5日、横浜市都筑区佐江戸町(最寄駅:JR横浜線鴨居駅)に小山田大総合プロデュースによるクライミングジム"プロジェクト"がオープン。 プロジェクトHP http://www.project-climbing.com/ * 2010年5月13日、スイス・クレシアーノにてStory of Two Worlds(V16?)を第2登。この課題はデイヴ・グラハムが2004年に初登して以来、数々のトップクライマーの挑戦を跳ね除けてきた課題で、オリジナルグレードはV15(「新しいV15のベンチマークとする」とコメント)だったが、そういった経緯でV16にアップグレードされた。ダガー(V14)のシットスタートで、ダガーの前半によりハードな7手のV14が加わる課題。小山田自身は「感覚だとV15/16かV16」とコメントした。 * また、小山田はこのツアーでthe Dagger(V14)、remembrance of things past(V14)、from shallow water to river bed(V14)、new base line(V14)、doctor pinch(V12・フラッシュ)等、驚異的な成果を上げている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小山田大」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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