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小日向逸蝶 : ミニ英和和英辞書
小日向逸蝶[ちょう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日向 : [ひゅうが, ひなた]
 【名詞】 1. sunny place 2. in the sun 
: [ちょう]
 【名詞】 1. butterfly 

小日向逸蝶 ( リダイレクト:延原謙 ) : ウィキペディア日本語版
延原謙[のぶはら けん]

延原 謙(のぶはら けん、本名読み:ゆずる、1892年9月1日 - 1977年6月21日)は、日本の編集者翻訳家岡山県出身。早稲田大学理工学部卒。別名に小日向 逸蝶。妻は劇作家フランス文学者岸田國士の妹の勝伸枝
1928年「新青年」、1932年「探偵小説」の編集長。後、中国に渡って事業を起こすも、終戦によって財産を失う。帰国後は「雄鶏通信」編集長。
コナン・ドイルシャーロック・ホームズ全作品やドイルの短編・中編小説を大多数翻訳したほか、1925年にアガサ・クリスティの作品を訳したことで、最初期の紹介者の栄誉も担っている。
== 訳書 ==

* クラブのキング アガサ・クリスティ(博文館(探偵傑作叢書) 1925年)
* 怪奇探偵十一の瓶 アーサー・モリソン(博文館(探偵傑作叢書) 1925年)
* 拳骨 怪奇探偵 アーサー・リーヴ(博文館(探偵傑作叢書) 1926年)
* 運命の塔 コオナン・ドイル(聚英閣(探偵名作叢書) 1926年)
* シヤアロツク・ホウムズ ドイル (改造社(世界大衆文学全集) 1928年)
* クリステイ集(博文館(探偵傑作叢書) 1929年)
* ドイル集(博文館(探偵傑作叢書) 1929年)
* モリスン集・ポール・ソーン集(博文館(探偵傑作叢書) 1929年)
* ウオーレス集(田中早苗共訳、博文館(探偵傑作叢書) 1930年)
* シヤーロツクホームズの事件簿 ドイル (平凡社(世界探偵小説全集) 1930年)
* ドイル全集 全8巻 (改造社(世界文学大全集) 1931年 - 1933年)
 * 緋色の研究
 * 四人の署名
 * バスカーヴイルの犬
 * シヤアロック・ホウムズの想ひ出
 * クルムバアの悲劇
 * シヤアロツク・ホウムズの冒険
* ケンネル殺人事件 ヴアン・ダイン新潮社 1933年)
* 二枚の肖像画 L.J.ビーストン(黒白書房 1935年)
* トレント最後の事件 ベントレー(黒白書房 1935年/新潮文庫、戦後改訳増補し同文庫)
* 霧の夜 探偵小説 R.H.デーヴィス(春秋社 1936年)
* 緑のダイヤ アーサー・モリスン(博文館(博文館文庫) 1939年) 
 *「十一の瓶」の改題新版。戦後東京創元社より刊行。
* 渦巻く濃霧 エドガア・ウオーレス(博文館(博文館文庫) 1939年)
* リンクスの殺人事件 アガサ・クリステイ(博文館(博文館文庫) 1939年)
* 怖るべき娘達 パット・マクガア(新樹社(ぶらっく選書) 1949年)
* 青髯の妻 ルーファス・キング(新樹社(ぶらっく選書) 1950年)
* グリーン家殺人事件 S.S.ヴァン・ダイン (新樹社 1950年/改訳増補し新潮文庫)
* シャーロック・ホームズ全集 (月曜書房 1951年 - 52年/新潮文庫 全10巻、1953年 - 55年)
 * 第1巻 緋色の研究
 * 第2巻 四つの署名
 * 第3-4巻 シャーロック・ホームズの冒険
 * 第5-6巻 シャーロック・ホームズの思出
 * 第7-8巻 シャーロック・ホームズの帰還
 * 第9巻 バスカヴィル家の犬
 * 第10巻 恐怖の谷
 * 第11巻 シャーロック・ホームズ最後の挨拶
 * 第12-13巻 シャーロック・ホームズの事件簿、※月曜書房版のみ「求むる人」を収める。(新潮社版以降は収録されていない。論創社版「選集」に収録)
* 殺意 フランシス・アイルズ(日本出版協同(異色探偵小説選集) 1953年)
* ベラミ裁判 フランセス・N・ハート(日本出版協同 1953年)
* オリエント急行の殺人 アガサ・クリスティー早川書房 1954年)
 *柳香書院版「十二の刺傷」の改題新版。巻末解説は江戸川乱歩。
* 螺旋階段 M.R.ラインハート(早川書房(世界探偵小説全集) 1955年)
* 死人を起す デイクスン・カー(早川書房(世界探偵小説全集) 1955年)
* シャーロック・ホームズの叡智 ドイル(新潮文庫 1955年)
 *新潮文庫版「シャーロック・ホームズ全集」の全集最終10冊目。短編集各冊の未収録作品をまとめたもの
* シャーロック・ホームズ全集 全6巻 (新潮社 1956年)
* Xの悲劇 エラリ・クィーン東京創元社(世界推理小説全集) 1956年)
 *柳香書院版に予定されたが翻訳が間に合わず未収におわり、戦後新たに雄鶏社版として訳稿を起したもの。
* ドイル傑作集 全8巻 (新潮文庫 1957年 - 1961年)
* わが思い出と冒険 コナン・ドイル自伝 (新潮文庫 1965年)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「延原謙」の詳細全文を読む




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