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小杉焼(こすぎやき)は富山県小杉町(現射水市)にて焼かれる陶器である。天保6年の頃に地元の陶工、高畑与左衛門が開窯した。与左衛門は相馬を始め、瀬戸、美濃、京都など様々な窯元を訪ねては研鑽を重ねたといわれた人物で、郷里の三輪山に戻ってからは茶器、酒器、食器、祭器などあらゆる生活雑器を焼いた。中でも知られるのが銅釉、鉄釉薬を用いた徳利である。特に飴釉で線描を施した瓢型徳利と鴨徳利が有名だった。また、青磁も多く焼かれ、その質の良さから「小杉青磁」と呼ばれ、高く評価された。 だが、明治末期に跡取りの夭逝など不運に見舞われて廃窯した。昭和には2回再興が試みられたが、戦乱の世の所為もありいずれも短命に終わった。その後昭和45年に池上栄一が小杉焼再興を宣言し、2006年現在はこの栄一窯のみが現代風の意匠を採り入れた作品を焼き続けている。 小杉焼の特徴は丸みを帯びた優雅な形状と鉄飴釉や銅緑釉を用いた艶やかな釉薬に見いだせる。 category:日本の陶芸 category:富山県の文化 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小杉焼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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