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小松海軍航空隊(こまつかいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊・教育機関の一つ。一挙に増加した予科練甲飛第13・14期の生徒を教育するために新設された予科練教育航空隊である。小松海軍航空隊は特に陸上攻撃機・陸上爆撃機要員の育成に特化した部隊として編成された。 ==沿革== 海軍は航空戦力の急速な拡大を図るため、予科練12期より定数を急増した。昭和18年に募集した甲種第13期は、前後期合わせて20000人を超えた。旧来の土浦海軍航空隊・三重海軍航空隊・鹿児島海軍航空隊だけでは収容が不可能であった。そこで、新たな予科練航空隊を併設することとした。その一つとして、昭和18年より石川県小松市に建設を進めていた小松飛行場に教育施設を併設した。飛行場の施設は未完成であったが、教育施設を先に落成させ、他の予科練部隊から陸攻専修を転属させ、小松空が開かれた。 *昭和19年(1944年) :9月1日 開隊。練習連合航空総隊第19連合航空隊に所属。 三重空奈良分遣隊甲飛14期陸攻要員転入。 :9月8日 美保海軍航空隊甲飛14期陸攻要員転入。 :10月1日 甲飛15期入隊。 :11月頃 小松飛行場の滑走路落成。実戦配備開始。 :12月頃 名古屋市への空襲開始。豊橋飛行場に邀撃部隊を展開するため豊橋海軍航空隊所属訓練部隊の小松疎開開始。 *昭和20年(1945年) :3月1日 予科練教育凍結。19連空解散、舞鶴鎮守府第23連合航空隊に編入。 :5月5日 山陰海軍航空隊を新設、小松に司令部を設置。 :6月30日 解隊。 甲飛14期・15期は卒業を迎えることなく、陸戦・特攻要員に転属を余儀なくされた。受け皿となる陸攻訓練部隊も松島海軍航空隊と豊橋海軍航空隊の2個隊に縮減されている上に、搭乗機となる一式陸上攻撃機や銀河の生産も大きく落ち込んでいたため、本土決戦用温存機の疎開施設機能が最優先され、陸攻要員専属に特化した小松空も特性を勘案されることなく解散した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小松海軍航空隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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