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小林かいち(こばやし かいち、1896年-1968年)は、日本の木版絵師、図案家である。本名は小林嘉一郎。大正後期から昭和初期にかけて京都で木版絵師として絵はがき・絵封筒などのデザインを手がけた。作風はアール・デコスタイルで叙情性をもち大正ロマンを感じさせるものである。雅号もしくは作品のサインには「嘉一」「歌治」「うたぢ」「う多路」「Utaji」もある。 ==略歴== 数度の転居はあったが、本籍を京都市東山区祇園町に置き、生涯京都で活動する。 *1896年(明治29年) 京都に生まれる。 *京都市立絵画専門学校(現在の京都市立芸術大学)で学ぶ。 *1922年(大正11年)頃 着物の図案家として「歌治」の雅号で活動する〔京都図案家銘鑑(大正11年)〕。 :大正後期から昭和初期にかけて、絵はがきや絵封筒などのデザインを行い、京都京極三条の土産物店「さくら井屋」で版行された。 :最初は「うたぢ」の号を用いていたが、まもなく「かいち」の名で制作を行う。 *1942年(昭和17年) トメヲと結婚。後に三男一女を儲ける。 :後半生は、京都の「鷲見染工」という染色会社などで友禅の図案家として生計を立てる。 *1968年(昭和43年)歿。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小林かいち」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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