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『小林富次郎葬儀』(こばやしとみじろうそうぎ)は、1910年(明治43年)に製作された日本の短篇ドキュメンタリー映画である〔''文化財の新指定・登録(美術工芸品)''、文化庁ニュース、2012年5月18日閲覧。〕〔''映画フィルムの重要文化財指定''、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年5月18日閲覧。〕〔''映画フィルム「小林富次郎葬儀」''、文化遺産オンライン、文化庁、2012年5月18日閲覧。〕〔『忠次旅日記』『長恨』デジタル復元版と重要文化財指定映画『小林富次郎葬儀』特別上映会 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年5月18日閲覧。〕〔''「小林富次郎葬儀映像」重要文化財指定のお知らせ''、ライオン、2011年4月7日付、2012年5月18日閲覧。〕〔発掘された映画たち2005 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年5月18日閲覧。〕〔''KOBAYASHI TOMIJIRO SOGI''、ポルデノーネ無声映画祭 , 2012年5月18日閲覧。〕〔極私的に、アーカイブの仕事を通してフィルムの媒体・保存・復元を考える 、とちぎあきら、立命館大学、2012年5月18日閲覧。〕。日活の前身の1社である吉沢商店が製作した、小林商店(現在のライオン)創業者小林富次郎の葬儀についての記録映画である。2003年(平成15年)に発掘、2005年(平成17年)に復元され、フィルムは2011年(平成23年)6月に国の重要文化財に指定された〔〔〔〔〔〔。日本で撮影された最初期のフィルムとして歴史的に極めて貴重なものとされる〔〔〔。 == 略歴・概要 == === 製作の経緯 === 1910年12月13日、小林富次郎が死去し、3日後の同年同月16日、葬儀が営まれ、その式と葬列を35mmフィルムで撮影したものである〔〔〔〔。当時の映画会社の1社である吉沢商店が受注し、製作を行った〔〔〔〔。 葬儀は同日午後1時から行われ、東京府東京市神田区柳原河岸(現在の東京都千代田区東神田)の自宅・本店での撮影、同所から葬儀を執り行った東京基督教青年会館(神田美土代町、のちの神田YMCA、2003年閉館)へ向かう葬列を撮影した〔〔〔。同葬列は、棺を積載した2頭だての馬車を中心とした参列者による徒歩の行列であり、約1キロメートルにも及んだといわれている〔〔〔。東京市電(のちの東京都電車)が行きかい、当時の建築物や人々の服装・髪型等が写りこんでいる〔〔。本作に登場した市電の路線はその後、1923年(大正12年)の関東大震災後に敷設された靖国通りに移設されており、それ以前の姿が捉えられている〔。葬列のルートは、柳原河岸、岩井河岸、万世橋南詰、万世橋駅前、そして終点が東京基督教青年会館であった〔。撮影者は、クレジットもなく資料もないが、当時の吉沢商店の撮影技師であった小西亮ではないか、と推定されている〔。 本作の製作を行った吉沢商店は、納品書とともに本作のネガ・上映用ポジフィルムを小林商店に納品した〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小林富次郎葬儀」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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