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小槻 孝信(おつき の たかのぶ、寛仁元年(1017年)-応徳3年9月15日(1086年10月25日))は、平安時代後期の官人。小槻貞行の子。 == 経歴 == 永承元年(1046年)に大夫史(五位の左大史)に任ぜられ、承保3年(1076年)頃まで在任して主計頭兼算博士に転じ、後に従四位上叙せられる。 太政官のみならず、主計寮の先例にも通じ、『諸国申請雑事』という書物を著したと伝えられている(『玉葉』治承3年6月1日条)。大夫史に期待されていた宣旨発給手続実務および文書保管と先例勘申に加え、手続を遂行する上で弁官と主計寮の連携が必要とされる一国平均役が広く行われるようになると、孝信および小槻氏が持つ文書および先例の蓄積と地方の租税に関する知識に対して朝廷における存在感が高まるようになり、孝信以降大夫史は小槻氏の嫡流によって世襲されるようになった(官務の成立)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小槻孝信」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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