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小泉今日治(こいずみ きょうじ)は元スクウェア・エニックス、現グレッゾ所属のゲームデザイナー。愛称はキョン〔『サガフロンティア裏解体真書』p334〕〔『ロマンシング サガ -ミンストレルソング- アルティマニア』p568〕。スクウェア・エニックス在籍時に中期以降の『サガシリーズ』のバトルデザインを作り上げている。 == 来歴・人物 == 元々はコンピュータゲームに興味が無かったが、『ウィザードリィ』や『ブラックオニキス』といった海外のコンピュータRPGに触れたことが興味をもつきっかけとなった〔『サガフロンティア2 アルティマニア』p368〕。そして『ファイナルファンタジーII』に感銘を受け〔、1991年にスクウェアに入社。 1993年発売の『ロマンシング サ・ガ2』でバトルデザインを担当し、同シリーズのバトルを手がける。連携や陣形を筆頭に『サガシリーズ』独自のバトルバランスを組み上げていった。また、敵モンスターのデザインを戦闘に反映させることでも知られる。たとえば、盾を持たせると盾による防御を行い、大きくデザインするとHPを高くするなどである〔『ロマンシング サガ -ミンストレルソング- アルティマニア』p569〕〔『アンリミテッド:サガ解体真書』p534〕。そのため、小泉が敵を強くしすぎないよう、デザイナーはモンスターデザインにも気を遣うという〔。 また、自身が楽しめるような作品を作ることをモットーとしており〔、事実、自身でもゲームプレイのバトルを楽しめるように複雑な内部パラメータを使用したバトルシステムを構築しているとのこと〔。そして、同じシステムを次に使いまわすことを避け、作品ごとになるべく新しいシステムを盛り込むようにしている〔『サガフロンティア2 アルティマニア』p369〕。 主なコンセプトは「ゲームらしいゲームを作る」というもので、『ロマンシング サ・ガ3』の頃から「プレイヤーがゲームをプレイしながら作れるようなエディタ」を作りたいとの構想を持っている〔。また、ゲームの面白さの本質はハードの性能の影響と比べて小さいという考えを持つ〔。 母親は『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』の最終ボス(通常版)を楽に倒せるほどの腕前であり、これを見て海外版では少し最終ボスを強くしたという〔『ロマンシング サガ -ミンストレルソング- アルティマニア』p571〕。最終ボスに関しては「勝率は6割程度」のバランスにしたいとのこと〔『アンリミテッド:サガ解体真書』p533〕〔。 また、『アンリミテッド:サガ』のシナリオ(ルビィ編)も基本的な部分を手がけており、他の全シナリオの要素が絡む点などは『サガフロンティア裏解体真書』に掲載されている小説のストーリーに強く影響されている〔『アンリミテッド:サガ解体真書』p535〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小泉今日治」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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