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小泉 均(こいずみ ひとし、1958年12月25日 - )は、日本のグラフィックデザイナー・タイポグラファー、教育者。近年ではmore trees、反原発運動などに参加している。 == 経歴 == 東京都出身。獨協中学校・高等学校を経て、1980年に千葉大学工学部画像工学科卒業。学生時代にYMOのスナップ写真撮影のアルバイトをする。その後、森啓デザイン研究室で5年間スタッフとして勤め、月刊誌サイエンティフィック・アメリカンの日本版エディトリアルデザインを中心にデザインを基礎から実践的に学ぶ。1983年にTypeTripというタイポグラフィの研修旅行で:en:Monotype Corporation主催の「Digital typography aids clarity and benefits computer and electronic media」に参加。 1986年自身の事務所である「Universtudio」を青山キラー通り沿いのビルの一室で立ち上げ、NHK語学テキストのアートディレクションや渋谷ロフト (雑貨店)創業時の販促プロジェクト、国内外書籍中心のデザインを数多く手がける。現在、その一室は現存していない。 1990年から1993年にかけ、スイス・スタイルの戦後のデザイン教育を継承していた高等デザイン学校「Allgemeine Gewerbeschule Basel」の:de:Schule für Gestaltung Basel(現存していないWeiterbildungsklasse für Grafik)で、:de:Wolfgang Weingartに師事する。帰国後、新潟県の長岡造形大学創設の際、視覚デザインコースを神田昭夫、鎌田豊成と共に立ち上げる。そして視覚デザイン学科としてまとめあげることに尽力する。在勤中に新潟県中越地震に遭遇。その経験から、地震と原発の危険性を目の当たりにし、artists' powerの活動に取り組むようになる。2000年から2001年にかけてはスイス、バーゼルの(当時)FHBBの:de:HyperWerkで:en:European Credit Transfer System2単位の正規のクラスを持つ。 2002年、桑沢デザイン研究所夜間部で社会人中心のエディトリアルデザインの授業を行う。2007年には、 阿部宏史と共同で同授業を行う。さらに2009年、レタリング・タイポグラフィも担当。日本初のタイポグラフィ書籍版アプリをiTunesに載せる。 現在、東京佃で株式会社タイプショップgのグラフィックデザイナー、タイポグラファー、デザインコンサルタント(PAOSのアドバイザーなど)として活動。また、坂本龍一が代表を務める、森林保全を目的とした団体「more trees」の賛同人でもある。長野の禅寺に通う一方で、自身が保有する山林を活かして畑仕事にもいそしんでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小泉均」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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