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小浜 逸郎(こはま いつお、1947年4月15日 - )は日本の評論家。国士舘大学客員教授。 == 来歴 == 神奈川県横浜市生まれ。横浜国立大学教育学部附属横浜中学校(現横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校)〔小浜逸郎『頭はよくならない』 洋泉社(新書y)、2003年3月、105-107頁。〕、東京教育大学附属駒場高等学校(現筑波大学附属駒場高等学校)〔小浜逸郎『頭はよくならない』 洋泉社(新書y)、2003年3月、111頁。〕を経て、横浜国立大学工学部建築学科卒業。 中学2年時に父親と死別。母親が副収入のために経営していた塾を、兄とともに一家3人で経営する〔小浜逸郎『頭はよくならない』 洋泉社(新書y)、2003年3月、110-111頁。〕。大学卒業後、学習塾経営を続けるかたわら、同人誌『ておりあ』を主宰、評論活動を続ける。1981年、処女評論集『太宰治の場所』を出版。1985年に出版した『学校の現象学のために』以後は、家族論、学校論、ジェンダー論を世に問う。『男が裁くアグネス論争』『男はどこにいるのか』等の著作では、男尊女卑的な思考をはっきりと退けながらも、性差の存在自体は文化を豊かにするものであるとして、フェミニズム批判の論陣を張った。その後、差別問題、国家、死、知識人論などについても発言を行う。著書などにおいては、「批評家」の肩書きを用いることが多い。 2008年4月、当時横浜市長であった中田宏の任命により、横浜市教育委員に就任。2012年度まで務めた。新しい歴史教科書をつくる会の中学校歴史教科書(2009年3月検定合格自由社版)を支持し、2009年8月4日、この教科書の採択を推進した〔2009年8月5日付「神奈川新聞」〕。2011年8月4日の採択においても、同様に「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社の歴史および公民教科書を支持した〔2011年08月05日,朝日新聞神奈川版〕。 2001年10月より、知識人を講師として招く連続講座「人間学アカデミー」を主宰する。2010年の第9期まで開講されたが、第10期以降の開講は未定となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小浜逸郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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