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小爾雅 『小爾雅』(しょうじが)は、中国古代の類語辞典。『爾雅』の追補にあたる。現在は独立した書籍としては存在せず、『孔叢子』の一部に含まれている。 == 概要 == 『漢書』芸文志に『小爾雅』一篇と記す。作者も作られた時代も不明である。 『爾雅』にならった形式の書籍には『方言』『釈名』などがあり、それらを増補した書物には『広雅』『埤雅』などがある。『小爾雅』はそれらの中でも成立年代の古いものである。 現在、『孔叢子』の第11篇に『小爾雅』13章が含まれている。『孔叢子』は孔子の子孫で陳勝の博士であった孔鮒が作ったものであるというが、漢代までの書籍に言及されておらず、通常は後世の偽作とされる。したがって現存の『小爾雅』についても魏晋時代の偽作とする説がある〔『四庫全書総目提要』巻91・孔叢子「其中第十一篇即世所伝『小爾雅』。注疏家往往引之、然皆在晋宋以後。惟『公羊伝疏』所引賈逵之説謂俗儒以六両為鋝、正出此書。然謂之「俗儒」則非『漢』芸文志之『小爾雅』矣。」〕。
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