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小田原急行鉄道1形電車(おだわらきゅうこうてつどう1がたでんしゃ)は、かつて小田原急行鉄道(当時)・東京急行電鉄(大東急)・小田急電鉄で使用されていた電車である。 1927年4月1日の小田原急行鉄道(当時)の開業時に、新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間の近郊区間用車両として、1926年〔一部車両では銘板が「大正15年」となっている(『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』 p.72)。〕から1927年にかけて日本車輌製造にて18両製造された。当時としては近代的な電車であった。 開業と同時に運行開始、近郊区間の各駅停車に使用された。1942年に東急に合併すると同時に東急デハ1150形に形式を変更し、戦後小田急電鉄として分離独立した後の1950年には小田急デハ1100形へ形式が変更された。1960年までに全車両が他社へ売却され、旅客車両としては形式消滅となった。その後、1981年には熊本電気鉄道から1両を買い戻し、開業当時の仕様に復元の上保存されている。 本項では以下、単に「小田急」と表記した場合は小田原急行鉄道および小田急電鉄をさすものとする。 == 車体 == 車体長は14.2m、片開き扉を3箇所に配した半鋼製車体である。側面窓は下降窓(落とし窓)で、日よけとしてよろい戸が装備されていた。 正面は丸みを帯びた非貫通の3枚窓で、これは長距離用として製造された101形と同様のスタイルであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小田原急行鉄道1形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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