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小田急7000形電車(おだきゅう7000がたでんしゃ)は、1980年以降に小田急電鉄(小田急)が運用している特急用車両(ロマンスカー)である。 箱根方面への特急ロマンスカーに使用されていた3000形(SE車)の置き換えを当初の目的として登場した〔特急車両で、それまでの特急ロマンスカーのイメージを尊重しつつ斬新さを追及し〔、居住性や機能性の向上を図った〔。 "Luxury Super Express" (略して「LSE」)という愛称が設定され〔、1981年には鉄道友の会よりブルーリボン賞を授与された〔。1984年までに44両が製造され〔、1995年以降は車両更新が行なわれたことにより外装デザインが変更された〔が、2007年には1編成が登場当時のカラーリングに復元され〔、その後2012年以降に稼動する編成は登場当時のカラーリングに復元された〔〔。 小田急では、編成表記の際には「新宿寄り先頭車両の車両番号(新宿方の車号)×両数」という表記を使用している〔『鉄道ダイヤ情報』通巻145号 p.15〕ため、本項もそれに倣い、特定の編成を表記する際には「7002×11」のように表記する。また、特定の車両番号から「デハ7800番台」などのように表記し、初代3000形は「SE車」、3100形は「NSE車」、本形式7000形は「LSE車」、10000形は「HiSE車」、30000形は「EXE車」、50000形は「VSE車」、日本国有鉄道については「国鉄」、箱根登山鉄道箱根湯本駅へ乗り入れる特急列車については「箱根特急」と表記する。 == 登場の経緯 == 小田急では、1957年にSE車を〔、1963年には前面展望席を設けた特急車両としてNSE車を登場させていた〔。その後、1970年代に入ると設計当時に耐用年数を10年として設計した車両であったSE車は老朽化が進み〔、保守やサービスの面からも検討を要する時期となっていた〔。このため、1976年からはSE車の後継車として新型特急車両の事前調査研究が開始された〔。当初計画ではSE車の後継という位置づけで〔、NSE車を6両固定編成として、それまでNSE車が使用されていた列車に新特急車を投入する案〔や、20m級のボギー車4両編成にするという案〔もあった。また、展望室はサロンルームにしたり、座席を外に向けたりする案もあった〔。 この時期にはNSE車が検査入場した場合にはSE車を箱根特急に使用することを余儀なくされ〔、輸送力が不足する状態になっていた〔。また、新型車両を製造するのであれば、NSE車を上回る車両を製造した上でNSE車を置き換え、捻出されたNSE車によってSE車を置き換えてゆくことが望ましいと結論付けられた〔。また、SE車やNSE車に引き続き連接車とし、編成長や定員はNSE車と大きく違わないようにした〔。 1977年8月には社内で検討会を開催〔、1978年秋には特急ロマンスカーの利用者に対してアンケート調査を行った〔。これらの検討やアンケートの結果を踏まえ、1979年には製作前提の設計図をまとめるために製造メーカーも加わる共同研究に移行〔、1980年2月には正式発注となった〔。こうして、NSE車以来18年ぶりの新型特急車両として登場した〔のがLSE車である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小田急7000形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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