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小笠原村ケーブルテレビ(おがさわらむらケーブルテレビ)は、東京都小笠原村にある村営のケーブルテレビ局である。 == 概要 == 小笠原村では、従前から村も関与した組合によるケーブルテレビが存在したものの、2011年7月24日完了のテレビ完全デジタル化に際し、村内のテレビ受信をどうするかが大きな問題となった。 1984年にNHKが衛星放送を開始、90年代には通信衛星を利用した“地元”東京都の地上波局の再送信も行われるようになったが、デジタル化によってこれらも廃局となる。そこで通信の高度化も兼ね、村が光ファイバー網を整備したうえで、これを都が整備した八丈町にある、在京7局・8チャンネル(NHK2、民放6)共同運営の八丈中継局との海底光ケーブルと繋ぎ、テレビジョン放送の信号を重ねることによって、有線網でケーブルテレビ及びインターネット接続を行うこととしたのが、この事業である。2010年1月31日に国から設置が許可され、2011年5月に試験放送を始め、7月1日から正式運用となった。またそれまで通信衛星に依っていたネット回線も、光ファイバーに切り替えられた。〔村役場発行「小笠原村民便り」第586号より 〕 これらにより、小笠原村で地上波テレビを視聴する際には、デジタル中継局が設置されないため加入する必要がある〔http://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/soumu/info/post-9.html〕。また組合については解散され、村営ケーブルテレビ事業に引き継がれた。なお総務省によると、いわゆる「デジ・アナ変換」のサービスも実施している。〔総務省発表 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小笠原村ケーブルテレビ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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