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小笠原 長円(おがさわら ながのぶ)は、豊前中津藩の第4代藩主。忠脩系小笠原家4代。 == 生涯 == 延宝4年(1676年)2月26日、初代藩主・小笠原長次の長男・長章の五男として生まれる。 元禄11年(1698年)7月28日に兄で第3代藩主の長胤が悪政と乱行を理由に改易された。しかし小笠原氏は譜代の名門であり、藩祖の秀政ら祖先の勤労を評価されて、弟の長円が8万石から4万石に所領を削減された上で家督を継ぐことを許された。 しかし、長円も兄や先々代の長勝と同じように暗愚な人物で、藩財政困窮のために領民に重税を課し、さらに家臣の知行も半減している。元禄11年(1698年)12月25日、従五位下・信濃守に叙位・任官された。宝永6年(1709年)から病気に倒れたと称して藩政を顧みなくなり、そればかりか養生のためとして豪勢な別邸を建ててそこに居住し、以後は女と酒に溺れた生活を送ってますます藩政を混乱させた。 正徳3年(1713年)10月22日に死去した。享年38。跡を長男の長邕が継いだ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小笠原長円」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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