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小糸焼 : ミニ英和和英辞書
小糸焼[こいとやき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いと]
  1. (n,n-suf) thread 2. yarn 3. string 

小糸焼 : ウィキペディア日本語版
小糸焼[こいとやき]
小糸焼(こいとやき)は岐阜県高山市で焼かれる陶器である。名の由来は高山城下西方の地名、小糸坂である。茶陶で知られる。
寛永年間の開窯で、高山城主の金森重頼京都陶工、竹屋源十郎を招いたのが始まり。重頼の兄、金森重近(宗和)が高名な茶人でもあったため、彼の指導の下で茶器を焼かせた(第一期小糸焼)。茶陶として名を馳せたが、金森家が出羽国に転封されたために僅か20年に廃窯となった。
その後、天保8年、高山の豪商、細江嘉助ならびに平田忠右衛門により小糸坂の地に復興。しかしながら、この窯もわずか数年で廃窯する(第二期小糸焼)。
現在の小糸焼は戦後に長倉三朗とその息子、靖邦が綿密な発掘調査の下に復活させたものである。小糸焼は独特の作風で知られているが、特に、「伊羅保(イラボ)釉」を発展させた、小糸焼独自の「青伊羅保」と呼ぶ、渋く深みのあるコバルトブルーの釉薬が代表的である。
1992年平成4年)3月30日岐阜県郷土工芸品に指定されている。
== 関連項目 ==

*渋草焼
*山田焼

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小糸焼」の詳細全文を読む




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