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小糸焼(こいとやき)は岐阜県高山市で焼かれる陶器である。名の由来は高山城下西方の地名、小糸坂である。茶陶で知られる。 寛永年間の開窯で、高山城主の金森重頼が京都の陶工、竹屋源十郎を招いたのが始まり。重頼の兄、金森重近(宗和)が高名な茶人でもあったため、彼の指導の下で茶器を焼かせた(第一期小糸焼)。茶陶として名を馳せたが、金森家が出羽国に転封されたために僅か20年に廃窯となった。 その後、天保8年、高山の豪商、細江嘉助ならびに平田忠右衛門により小糸坂の地に復興。しかしながら、この窯もわずか数年で廃窯する(第二期小糸焼)。 現在の小糸焼は戦後に長倉三朗とその息子、靖邦が綿密な発掘調査の下に復活させたものである。小糸焼は独特の作風で知られているが、特に、「伊羅保(イラボ)釉」を発展させた、小糸焼独自の「青伊羅保」と呼ぶ、渋く深みのあるコバルトブルーの釉薬が代表的である。 1992年(平成4年)3月30日に岐阜県郷土工芸品に指定されている。 == 関連項目 == *渋草焼 *山田焼 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小糸焼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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