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小柴胡湯(しょうさいことう)とは、肺炎、感冒、慢性肝炎、胃腸疾患などに用いられる漢方薬の一種である。出典は傷寒論、金匱要略。 これまで発見された小柴胡湯の活性成分には以下のものがある。 *バイカリン *バイカレイン *グリチルリチン *サイコサポニン *ジンゲロール カリフォルニア大学サンディエゴ校Memorial Sloan–Kettering Cancer Centerにおいて臨床試験が行われている。 == 構成生薬 == 柴胡、黄芩、半夏、生姜、大棗、人参、甘草 柴胡と黄芩の組み合わせが中心となる方剤を柴胡剤といい、小柴胡湯はその柴胡剤の最も基本となる方剤である。柴胡から大棗までは多くの柴胡剤で共通している。柴胡剤は表・裏症分類では半表半裏に用いる。 柴胡と黄芩はいわゆる胸脇苦満(脇や胸に重苦しさ・張りを訴える)を治す作用がある。半夏には悪心を治す作用がある。生姜と大棗は多くの漢方方剤に副作用を緩和する目的でペア加えられている。甘草も同じ目的で配合されている。人参は代表的な補性薬の一つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小柴胡湯」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sho-saiko-to 」があります。 スポンサード リンク
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