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小野 石雄(おの の いわお、生没年不詳)は、平安時代の官人。征夷副将軍・陸奥介・小野永見の子。位階は従五位上〔『日本三代実録』貞観12年3月29日条〕。 == 経歴 == 小野氏の出であるが、征夷副将軍の父・永見を始め、息子の春枝・春風ともに鎮守将軍に任ぜられるなど軍事官僚の一族といえる。 息子の春風による貞観12年(870年)の奏言によって、弘仁4年(813年)に起きた蝦夷の吉弥侯部止波須可牟多知の乱において、文室綿麻呂を征夷大将軍とした征夷軍に従軍しているたことが判っている。この時、羊革の甲と牛革の甲を着用していたとある〔。従軍の功により弘仁13年(822年)に従五位下に叙せられる。天長6年(829年)従五位上。 また多賀城跡からは、石雄と推定される名が署名された漆紙文書も出土している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小野石雄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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