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小野 耕世(おの こうせい、1939年11月28日 - )は、日本の映画評論家、漫画評論家、海外コミック翻訳家、海外コミック・アニメーション研究家。日本における海外コミックの翻訳出版および研究、紹介の第一人者。元NHK職員。国士舘大学21世紀アジア学部客員教授。日本マンガ学会理事をへて三代目会長。 父は漫画家の小野佐世男。 == 人物・経歴 == 東京都生まれ。アメコミと映画に熱中して育つ。 成城学園初等学校、成城学園中学校、東京都立新宿高等学校を卒業。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業後、NHKに入局。在職中『SFマガジン』に「SFコミックスの世界」を連載するなど、外国の漫画の紹介に力を注いだ。 1973年、同じくNHKのディレクターだった龍村仁(現ドキュメンタリー監督)と共にATGで矢沢永吉などが所属していたバンドキャロルのドキュメンタリー映画『キャロル』を制作(小野は脚本を担当した)。結果、龍村と共にNHKを解雇され、解雇を無効として裁判まで行った。 以後、映画評論、漫画研究で活躍することとなった。海外コミック研究では、ヒーロー物の「アメコミ」から、ロバート・クラムのようなアンダーグラウンド・コミックス、アート・スピーゲルマンのようなグラフィック・ノベル、ヨーロッパのアート系コミックス、他にアジア諸国のマンガまで、幅広くカバー。また、それから派生したアニメーションについても研究。 他に、多くの海外コミック作品の翻訳を行っており、また頻繁に海外を訪れ、海外のコミック作家たちと交流している。 長年の海外コミックの日本への翻訳出版、紹介と評論活動が認められ、第10回手塚治虫文化賞特別賞を受賞している。 一方で、日本SFの創世期からSF小説の創作活動も行っており、1961年の第1回空想科学小説コンテスト奨励賞。SF同人誌「宇宙塵」にも参加。SF小説集である『銀河連邦のクリスマス』も刊行している。日本SF作家クラブ会員だったが、2013年、他のベテランSF作家らとともに名誉会員に〔『日本SF短篇50(1)』早川書房〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小野耕世」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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