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尾上 縫(おのうえ ぬい、1930年2月22日 - )は、大阪府大阪市千日前にあった料亭「恵川」の元経営者である。 バブル絶頂期の1980年代末、「北浜の天才相場師」と呼ばれ〔世界を騒がせた女の事件スペシャル 『偉大なるトホホ人物伝』 第29回 テレビ東京〕、一料亭の女将でありながら数千億円を投機的に運用していた。しかしながら、景気の後退とともに資金繰りが悪化、金融機関を巻き込む巨額詐欺事件を引き起こした。 == 人物 == 奈良県新口村(現・橿原市)の農家の次女として生まれた〔法と経済のジャーナル 2010/07/21(初出『週刊朝日』2004年11月26日発行)〕。父親を早くに亡くし、母親は株の仲買人をしていた豪農の男の庇護を受けて生活していた。髙等小学校を卒業後働きはじめ、19歳で結婚して一女をもうけたが25歳で離婚。娘を夫に預け、大阪ミナミのすき焼き店「いろは」で仲居として働くうち、店の客である経済界の有力者の支援で、旅館「三楽」を購入改装して30代半ばで料亭の女将となる〔〔『金融犯罪の仕組み: “裏”資本主義の実態が見えてくる』小沼啓二、光文社, 1997〕。バーや麻雀店なども経営し、不動産もいくつか所有した。 自身が女将を務める料亭の客らに対して、占いと神のお告げによって株式相場の上昇や競馬の勝ち馬などを見事に言い当てるとして評判となり、そのために料亭は繁盛した(恵川の隣で料理屋「大黒や」も経営しており、占いはそこでしていた。占いにはガマガエルの石像を使い、ガマのお告げと称していた〔『日本ガマ論』 宇野健一、文芸社, 2004〕)。バブル景気前夜の頃までには、それらの予想も神懸かり的なものとなり(特定の銘柄を挙げて株価の見通しを尋ねると、神がかり状態の尾上が「上がるぞよー」とか「まだ早いぞよー」とか答えたという〔)、多くの証券マンや銀行マンらが尾上に群がるようになり〔、彼らは「縫の会」と呼ばれた。奈良女子高等師範(現・奈良女子大学)出と経歴詐称していた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「尾上縫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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