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尾張 馬身(おわり の まみ、生没年不明)は、日本の飛鳥時代の人物である。旧仮名遣いでの読みは「をはりのまみ」。姓(カバネ)は連。672年の壬申の乱のとき、大海人皇子(天武天皇)の側に立って戦った。小錦下。 壬申の乱について記す『日本書紀』に尾張馬身の名は見えず、『続日本紀』天平宝字2年(758年)4月19日の記事でのみ知られる。そこには、「はじめ尾張連馬身は壬申の年の功で小錦下になったが、まだ姓を賜わらないうちにその身が早く亡くなった。これによって、馬身の子孫に等しく宿禰の姓を賜う」とある。 だが『日本書紀』には、天武天皇13年(684年)12月2日に50氏に宿禰の姓を与えたという記事があり、その中に尾張連も入っている。これは尾張連でも尾張大隅の一族に対するもので、馬身の一族は別だったのであろう。また、馬身の死がこれより以前であったことも推測できる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「尾張馬身」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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