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尾道(おのみち)は、広島県南東の地名。本項では特に尾道市の旧市街地について述べる。 日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」として認定された地区にあたる。なお認定範囲には向島地区も含まれるが、ここでは向島の詳細は省略する。 == 地理 == 瀬戸内海のほぼ中央、中国地方の広島県南東部にある。南側が狭い所で幅約200mの一見すると河のような細長い海峡である尾道水道、北側は尾道三山と言われる千光寺山・西国寺山・浄土寺山に挟まれた、東西に伸びる細長い町である〔。海峡を挟んで南側が芸予諸島の一つ、向島になる。 中世に倉敷地として開かれた「港まち」が、近世・近代・現代の中で交易あるいは交通の要地として瀬戸内海随一の港町として発達した〔。近世に海路は西廻海運航路・陸路は西国街道と出雲街道(石州銀山道)、近代では国道2号と山陽本線、現代ではこの近郊で尾道バイパス・山陽新幹線に山陽自動車道と西瀬戸自動車道および中国横断自動車道が交わる「瀬戸内の十字路」で、そうした中で豪商が生まれ活発な商業活動が行われた「商人のまち」であった〔。 尾道三山の峰を中心に神社仏閣、海に下るにつれ住宅地、そして商業地となり、尾道水道付近が港湾施設が形成された〔。そして数々の寺社が存在する「寺のまち」である。また地形的制約の中で町域は拡大したことから、南は尾道水道まで、北は尾道三山の麓とくに神社仏閣の境内ギリギリまで人家が発達し、複雑に入り組んだ路地や坂道が形成された「坂のまち」である〔。 この地で財を成した豪商や歴代の権力者による庇護・寄進により数々の神社仏閣が現代まで守られ、多くの文人がその情景を自身の作品に残し、現代では映画・アニメなど映像メディアに重用される、「芸術文化のまち」である〔。 こうした特異な地形的制約で旧市街地が発達し文化的に成熟したことにより尾道の風景は変化に富み「箱庭的」様相を呈する〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「尾道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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