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居士(こじ) #仕官せず野にある男子の読書人(士)。漢籍で用いられる語。 #出家をせずに家庭において修行を行う仏教の信者。またそこから転じて戒名の末尾につける敬称・尊称ともなった。 居士の語源は「(家に)居(を)る士」であり、仕官をしない読書人の意である。「処士」に同じ。古く『礼記』玉藻篇に「士」(仕官した人)と対比して「士練帶率下辟,居士錦帶」と見える。後にこれが転じて、出家せず、家にあって修行を重ねる仏教者の意味で用いられるようになった。普通の信者と異なる点は、仏教学の知識・実践において僧侶に準ずる、或いは匹敵する程の力量を持っている事である。転義での用例は、『維摩経』に「維摩詰、居家学道、号称維摩居士」(維摩詰は在家のままで仏道を学んだ。そこで維摩居士と称された)とあるのが古い。実在の人物として確認が出来る者としては、はやく『南史』に虞寄が「居士となった」という記述が見える(虞寄伝)。 == 歴史 == 居士の存在は、唐代中期に科挙の普及によって士大夫階級が成立し、白居易や蘇軾などそれら士大夫が仏教に興味を持ち始めてから現れるようになり、唐代後期には前出の龐居士の語録が編集され、宋代には『嘉泰普燈録』に僧侶の伝記と共に張商英など著名な居士の行状が収録されるようになり、更に明代になると、居士の行状のみを集めた『居士分燈録』が編集され、清代に至ると、衰退した出家教団に変わって仏教復興運動を展開するなど、仏教発展の一角を担うようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「居士」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Householder (Buddhism) 」があります。 スポンサード リンク
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