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屈巫 ( リダイレクト:巫臣 ) : ウィキペディア日本語版 | 巫臣[ふしん] 巫臣(ふしん、生没年不詳)は中国春秋時代の楚の政治家。荘王に仕えた。申公。姓は羋、氏は屈、諱は巫、字は子霊。楚王家から別れた名家屈氏の生まれ。若くして荘王に目をかけられ、国防の要である申県の長官や外交官を歴任した後、楚から亡命して晋に仕えた。その後は晋、呉において宰相を務めた。また絶世の美女である夏姫(zh)を妻としたことでも知られる。 == 夏姫との出会い == 紀元前598年、楚の荘王は、夏徴舒の乱に乗じて陳を攻め滅ぼした。その際に、絶世の美女である夏姫を手に入れ、これを妾にしようとしたが、巫臣が「君は夏徴舒の罪を討たれたのに、夏姫を迎え入れれば色を貪り美人を得るための戦いであったことになります」と諌めたので荘王も思いとどまった。すると将軍の子反(公子側, zh)が夏姫を娶ろうとしたが、巫臣は「夏姫は不吉です。叔父を死なせ、霊公を弑し、その子である夏徴舒を殺させ、孔寧と儀行父を出奔させ、陳を滅ぼしました。」と諫めたので子反も思いとどまった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巫臣」の詳細全文を読む
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