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屈斜路湖(くっしゃろこ)は北海道東部、弟子屈町にある自然湖である。日本最大のカルデラ湖で〔「カルデラの湖とアイヌの伝説 摩周湖・屈斜路湖」39頁。〕、全面結氷する淡水湖としても日本最大の面積を持つ。昭和9年、全域が阿寒国立公園に指定された。 == 地学的知見 == 藻琴山、サマッカリヌプリなどを外輪山とする東西約26km、南北約20kmの日本最大のカルデラである屈斜路カルデラの内側に約3万年前に形成された〔「カルデラの湖とアイヌの伝説 摩周湖・屈斜路湖」39頁。〕。日本の湖沼では6番目の面積規模を有し、平均水深は28.4m、カルデラ湖としては浅いほうだが、東南部にある旧噴火口にある最深部では117mになる〔湖沼図リスト 国土地理院〕〔但し、水深を125mとしている文献もある〕。 湖中央部には、日本最大の湖中島である中島(火砕丘、面積5.7km²、周囲12km)が浮かぶ。中島はそれ自体二重式火山であり、中央の溶岩円頂丘に最高点(355m)がある。南岸には和琴半島が突出する。中島と同様、火山の山頂が湖中島になったものであったが、尾札部川の扇状地から成長した砂州により陸繋島となった。 周囲から小河川が流入し、南端から釧路川が流れ出す。河川からの流入は、湖に入る全水量の20パーセントほどで、残りは地下から湖底に入っている〔「カルデラの湖とアイヌの伝説 摩周湖・屈斜路湖」40頁。〕。 道北にあるクッチャロ湖とは、呼び名が似ていることから混同されがちであるが、全くの別物である。ただし、語源は同じである(アイヌ語の''kut-char''(沼の水が流れ出る口))。 * 島 : 中島 * 流入河川 : 湯川、尾札部川、オンネナイ川、跡佐川、トイコイ川、オンネシレト川、シケレペンベツ川 * 流出河川 : 釧路川 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「屈斜路湖」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lake Kussharo 」があります。 スポンサード リンク
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