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安房森林軌道(あんぼうしんりんきどう)とは、屋久島(鹿児島県熊毛郡屋久島町)にある森林鉄道である。日本で唯一現役で稼働している森林鉄道である。安房森林鉄道、屋久島森林鉄道ともいう。 == 概況 == 元々は、熊本営林局下屋久営林署の管轄であったが、1969年(昭和44年)に運行を終了している。2007年現在は、荒川分岐点を境に、安房~荒川が屋久島電工株式会社の区間、荒川から先が屋久島森林管理署の区間となっている。安房~荒川は屋久島電工に払い下げられて発電所の維持管理に使用している。有限会社愛林が運営している。荒川から先は有限会社愛林に運行委託されており、登山道にあるトイレなどの維持管理に必要な物資の輸送や、屋久杉の土埋木や昔の切り株などの運搬に使用している。世界遺産である屋久杉の伐採は原則として許されていないが、土埋木や昔の切り株は、民芸品、家具、建材として使用することが認められているためである。また、軌道が登山道の一部になっていることから、体調不良などによって自力では下山できなくなった観光客が出た場合は、搬送に活用されることがある。2007年7月に屋久島を襲った台風4号より軌道の損傷が多数起こり、被害を受けている。〔ネコ・パブリッシング 編集長敬白アーカイブの屋久島の森林鉄道、存亡の危機。2007年09月08日 より〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安房森林軌道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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