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屋敷神 : ミニ英和和英辞書
屋敷神[やしきがみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

屋敷 : [やしき]
 【名詞】 1. mansion 
: [かみ]
 【名詞】 1. god 

屋敷神 : ウィキペディア日本語版
屋敷神[やしきがみ]

屋敷神(やしきがみ)は、屋敷に付属している土地に祀られている神社のことである。
==概要と沿革==
屋敷神は屋敷およびその土地を守護する神で、屋敷の裏や敷地に付属した土地もしくはやや離れたなどに祀られることが多い。その呼ばれ方は地域によって様々である。との関わりが深い神であるが、神棚などの屋内神とは異なり、原則として屋敷の中には祀られない。屋敷神を祀る信仰は、浄土真宗の地域を除いて全国に分布している。
屋敷神の起源は明確なことは分かっていない。しかし、後述するように、神格としては農耕神祖先神と同一の起源を持つ神だと言われている。特に祖先神との深い繋がりが指摘されている。
日本では、古くから死んだ祖先のは山に住むと信じられてきたが、その信仰を背景として、屋敷近くの山林に祖先を祀る祭場を設けたのが起源だと考えられる。古くは一般的に神霊というものは一箇所に留まることはなく、特定の時期にのみ特定の場所に来臨して、祭りを受けた後、再び帰って行くものだと信じられてきた。そのため、山林に設けられた祭場は当初はなどではなく、祭祀のときのみ古木自然石依代として祀ったものだったと考えられる。祠や社が建てられるようになるのは、神がその場に常在すると信じられるようになった後世の変化である。屋敷近くの山林に祀られていたのが、次第に屋敷の建物に近づいていって、現在広く見られるような敷地内に社を建てて祀るという形態になったと思われている。屋敷神が建物や土地を守護すると信じられるようになったのは、屋敷のすぐそばに建てられるようになったからだと考えられる。
また、一族の祖霊という神格から屋敷神を祀るのは親族の中でも本家のみだったが、分家の台頭により、次第にどの家でも祀るようになっていったと考えられている。
ところによっては、一家一族の守護神であった屋敷神が、神威の上昇により、一家一族の枠組みを超えて、地域の鎮守に昇格することもあった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「屋敷神」の詳細全文を読む




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