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山ジョアン[やまじょあん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
・ 山 ： [やま]
【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point
山ジョアン[やまじょあん]
山 ジョアン（やま ジョアン、Joam、1566年（永禄9年）頃 - 1633年（寛永9年）9月29日）は、津の国（摂津国）の人で、カトリック教会の日本人修道士。ジョアンは洗礼名。イエズス会士。筑後国の柳川（現・柳川市）の教会に修道士として務め、1614年にマカオに追放されるも、日本に帰国。司祭のジョアン・マテウス・アダミとともに、1620年から主として奥州の宣教に従事した。1629年に会津で捕縛され江戸（現・東京）へ送られ、1633年9月29日に江戸において穴吊るしの刑で殉教した。
==来歴==
津の国（現在の大阪府から兵庫県の一部）で1566年頃に生まれた山は、1586年にイエズス会に入会し〔パジェス (1927年) p.154〕、キリシタン大名である大友宗麟の家臣が多く移り住む筑後国の柳川の教会の修道士を務める〔溝部 (2002年) p.13-14〕。修道士を意味するイラオ（ポルトガル語：Irmão）やエルマノ（スペイン語：Hermano）などの言葉を冠されて呼ばれることがある〔Schutter (1975年) p.324 〕〔Schutter (1975年) p.915 〕。1607年に柳川にやってきた司祭のアダミと知り合う。1612年に江戸幕府が禁教令を布告したため、1614年にマカオへ追放された〔。同じ年にアダミもマカオへ流される〔Schutter (1975年) p.1122 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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