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山上 次郎(やまがみ じろう、1913年(大正2年) - 2010年(平成22年) )は、日本の歌人・文筆家。別名「童馬堂人」。 == 人物 == 愛媛県出身。愛媛県立三島中学校(旧制中学)を卒業後、農業従事のかたわら短歌を学んだ。 昭和16年、太平洋戦争に従軍しビルマにて負傷、昭和17年に帰還した。従軍時の歌集「弾雨に禊ぐ」が第一歌集となる。終戦後、農民組合を結成し農民運動に参加した。昭和26年には愛媛県議会議員に当選し、以後12年間県政に参与した。その間、斎藤茂吉に関する著書を出版するとともに歌集を上梓するなど旺盛な文筆活動を続けた。昭和42年以降は文学・著述に専念し、正岡子規や斎藤茂吉の研究に没頭した。昭和47年に短歌結社「歩道」〔佐藤佐太郎により昭和20年に創刊された結社〕に入会し、佐藤佐太郎に師事。以後、「佐藤佐太郎書画集」の出版、東坡赤壁に佐藤佐太郎の歌碑〔中国湖北省黄岡県(黄州)東坡赤壁に建立。―国交が成りて思ひ出づる言葉あり「蒼海何ぞ曽て地脈を断たん」が刻まれている 〕を建立するなどした。平成16年には「愛媛県文化協会地域文化功労賞」を受けた。正岡子規、斎藤茂吉、佐藤佐太郎に関するもののほか、多くの著書がある。歌風は一貫して、骨太な文体、雄渾な響きを有する抒情を特色とする。文芸活動を通じて日中友好に尽力した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山上次郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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