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山上 路夫(やまがみ みちお、1936年8月2日 - )は、日本の作詞家である。 == 人物 == 父は、昭和初期に活躍した音楽家の東辰三。昭和初期に活躍し、「港が見える丘」「君待てども」「荒鷲の歌」等の歌曲を作詞・作曲した。 山上は、喘息で闘病生活を送る思春期をすごし、学生生活を送ることができなかった〔朝日新聞2011年2月12日朝刊別刷 be on Saturday〕。21歳のときに作詞家になることを決意した。 作曲家のいずみたくと共同でCMソングや流行歌などを多く手掛け、明治製菓アルファチョコレートのCMソングとして制作した「世界は二人のために」は、1967年に新人歌手の佐良直美が歌うと大ヒット。翌年の第40回選抜高等学校野球大会では、選手入場行進曲に選ばれた。 その後は、由紀さおり「夜明けのスキャット」(1969年、作曲はいずみたく)、テレビドラマ『水戸黄門』主題歌「ああ人生に涙あり」(1969年、作曲は木下忠司)、赤い鳥「翼をください」(1971年、作曲は村井邦彦)、小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」(1972年、作曲は平尾昌晃)、GARO「学生街の喫茶店」(1972年、作曲はすぎやまこういち)、アグネス・チャン「ひなげしの花」(1972年、作曲は森田公一)、CMソング「バーモントカレー」の歌」(1973年、作曲はいずみたく)、野口五郎「私鉄沿線」(1975年、作曲は佐藤寛)、ゴダイゴ「ガンダーラ」(1978年、奈良橋陽子と共同、作曲はタケカワユキヒデ)など、1960年代後半から1970年代にかけて立て続けにヒット作の作詞を手掛けた。 又、日本大学習志野高校の応援歌「歓喜のうたごえ」の作詞をしたこともある。 山上の作風はヒューマニズムに満ちているものが多い。 夫人は、テレビ朝日系ドラマ『特捜最前線』主題歌の『私だけの十字架』(歌:ファウスト・チリアーノ)で知られる作詞家の尾中美千絵である。 現在も現役作詞家として活動しており、2011年に発表したふくい舞の「いくたびの櫻」(作曲は佐藤博)は、第44回日本作詩大賞と第53回日本レコード大賞作詞賞を受賞している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山上路夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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