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山交ビル(やまこうビル)は、山形県山形市香澄町三丁目にある商業ビルである。ヤマコーが管理を行い、また山交バスが運営するバスターミナルも設置されている。 == 概要 == 日本専売公社(現・日本たばこ産業)山形工場跡地を山形駅前の整備計画の一環として山形市開発公社が取得〔。1972年6月15日、山形交通の子会社として設立された山交ビルが地下2階、地上8階の複合商業施設をオープンさせた〔。ビルにはダイエー山形店がキーテナントとして地下1階から地上4階まで入居。5階以上にはボーリング場、映画館、多用途に利用可能なホール、さらに診療所のほかレストラン街である味の名店街が設けられた〔「流通新名所 山形駅前 山交ビル」『日経流通新聞』1981年3月2日〕。 89年4月には、ビル後方のバスターミナル上を増築しプールを新設。さらに改装した6階にダイエーの子会社であるダイエーレジャーランドとの提携に基づき、トップロードの前身となるオレンジ・ワン・ヤマコーが開業。県下における初の本格的スポーツクラブとして運営が開始された〔「山交のスポーツクラブ、山形市できょう開業」『日本経済新聞』1989年4月8日〕〔後年1階にはYBCによるサテライトスタジオが設けられここから1984年(昭和59年)6月14日から毎日、YBCラジオの『YBCターミナルミュージック』提供:ダイエー山交ビル(金曜日を除く)が放送されていた。YBCアナや北見恭子がパーソナリティーを務めた。ただし、後に水曜日が定休日の場合は別番組(YBCヒットチャート)を放送していた。〕。 バスターミナルであることや、山形駅に近接する交通の利便性もあり山形市における有数の商業施設の一つとして数えられてきた。しかし、モータリゼーションや市郊外における住宅地の開発に伴うドーナツ化現象などから、徐々に客足に陰りが見えはじめたため、2001年(平成13年)に家賃を半額に引き下げた新契約を結んでダイエー山形店の営業を継続させた〔“ダイエー山形店がテナント半額に値切ってヤマコービルと新契約”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2001年4月16日)〕。 そうした家賃の引き下げにもかかわらず、ダイエーそのものの業績不振も重なったため、その店舗の統廃合の一環として2005年(平成17年)11月20日にダイエー山形店は閉店して撤退した〔“ダイエー、山形店・奈良店など6店を11月に追加閉鎖”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2005年9月15日)〕。 2006年3月18日にはダイエーの撤退した店舗跡の一部には地元スーパーであるヤマザワが出店してテナントとして営業を開始した〔。 上層部には、雇用を生み出し山形市中心市街地の活性化を図ろうと空きテナントへの入居者が長らく募集されていたが、2007年(平成19年)11月28日にNTT東日本山形支店のコールセンターが設置され全てのテナントが埋まる形となった。 事業主であるユトリアグループ傘下であるヤマコーボウルや、バンケットホールはオープン当時から変わらず入居している。また、夏季のビル屋上にて営業されるビアガーデンは夏の風物詩の一つでもある。さらに、市下のスポーツクラブとしては老舗となる「トップロード」は同ビルで20年以上の歴史を刻んでいる。 1階には三越伊勢丹ホールディングスが展開し始めている地域密着型小型店の一つとして「エムアイプラザ三越山形店」(営業面積約430m²)が、同HD傘下である仙台三越によって2014年(平成26年)3月17日に新規出店された〔“村山地区に春風運ぶ新店舗 イオンモール天童、エムアイプラザ三越山形店”. 山形新聞 (山形新聞社). (2014年3月18日)〕〔“山形へ出店続々 仙台三越、イオン”. 河北新報(河北新報社). (2014年3月18日)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山交ビル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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