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山内流(やまうちりゅう、やまのうちりゅう)は、大分県臼杵市に伝わる日本泳法の流派のひとつ。臼杵山内流とも呼ばれる。日本水泳連盟主催の日本泳法大会に参加する12流派のうちのひとつである。また、1966年3月22日に大分県の無形文化財に指定されている。 == 概要 == 豊後水道に面する臼杵藩では、既に大友義鑑の治世に水練が始められたと伝えられ、古くから水練術が盛んであったが、江戸時代後期の文政5年(1822年)に神伝流を修めた伊予松山藩士の山内久馬勝重から臼杵藩士稲川清記が新たな泳法を伝授されると、山内流と名付けられて以後臼杵藩の代表的な泳法となった。 山内流泳法の基本は斜横泳と立泳である。斜横泳は遠泳に適した泳法で、頭を正面に向け体を斜横にして、手は手繰手、足は三節扇足で泳ぐ。立泳は継扇足で、足だけで立ち泳ぎをしながら、大きな旗を振ったり、弓矢を引いたり、書道をするといった妙技は有名である。これらは本来、水中で泳ぎながら戦を交えるための武術であった。 現在では、毎年7月21日から20日間にわたって中津浦鯉来ヶ浜に游泳所が開かれて、地元の児童などに術が伝授され、その最終日の8月10日には泳法披露が行われている。また、毎年1月には同所で寒中水泳大会も開かれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山内流」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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