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山内祥史 : ミニ英和和英辞書
山内祥史[やまのうち しょうし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [うち]
 【名詞】 1. inside 

山内祥史 : ウィキペディア日本語版
山内祥史[やまのうち しょうし]
山内祥史(やまのうち しょうし、1932年6月19日 - )は、日本近代文学研究者。専門は、太宰治の研究。 元神戸女学院大学学長。神戸女学院大学・神戸海星女子学院大学名誉教授。
== 来歴・人物 ==
香川県出身〔『巨鼇 第7号』(観一高同窓会京阪神支部)(2002年) 39頁〕。香川県立観音寺第一高等学校関西学院大学文学部卒業。関西学院大学大学院博士課程満期退学。
1998年(平成10年)まで、神戸女学院大学助教授、教授、学長。2004年(平成16年)まで、神戸海星女子学院大学教授、学長を務めた〔『香川県人物・人材情報リスト 2011』(日外アソシエーツ)(2011年) 397頁〕。
昭和30年代から取り組んだ『太宰治の年譜』作成は、年譜と共に詳細な文献目録の業績がある〔『太宰治の年譜』(大修館書店)(2012年) 著者について〕。 全体は「(1)生誕以前から少年期までの時斎藤理生代」「(2)作家への願望を抱いた時代」「(3)新進作家としての時代」「(4)職業作家としての時代」「(5)流行作家としての時代」という5部に区分されている。このうち最も筆を割かれているのが「(2)作家への願望を抱いた時代」である事実が、創作活動に限らぬ太宰の全貌を視野に入れた本書の特徴を表している。特に左翼活動への関与が緻密に辿られた部分は改めて注目される〔『日本近代文学第89集』 315頁 2015年5月14日閲覧〕。
また、記述には複数の層がある。太宰の情報だけでなく、世界や日本にとって節目となる歴史的事実、津島家にとって見逃せない出来事、親交のあった人々の状況なども挿入されている。その結果、20世紀前半の社会の動向、時代の空気、津島家の栄枯盛衰、さらには太宰が文壇内外との交流を通じて作家としての主体を形成していった軌跡などが、重ね合わせて読み取られる。内容は当然ながら、これまでに山内が手がけた年譜と重なる部分が多い。しかし紙幅の限られた場では抑制されていた細部が充実しており、叙述に精彩が加わっている。関係者の談話や書簡など、山内が長年博捜して来た一般には手に入れ難い情報も多数掲載している〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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