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山吹城(やまぶきじょう)は、石見国(現:島根県大田市大森町)にあった日本の城(山城)。石見銀山防衛のため築城された。城跡は国の史跡「石見銀山遺跡」の範囲に含まれている。 == 概要 == 標高414m、比高200mの要害山上に築かれた山城で、その規模は要害山全体に及ぶ。頂上付近に南北52m東西32mの主郭を配し、19本以上確認できる畝状竪堀群や土塁、空堀、石垣等で防衛線をなしている。なお、大森の集落に面している主郭北側のみに石垣が築かれていることから、"集落側に見せるための構築物"を築いていたためと考えられている〔石見の城館跡 (島根県中近世城館跡分布調査報告書) - 島根県遺跡リポジトリ(島根大学附属図書館)〕。 城の南部にある連続竪堀については、石見高橋氏の居城高櫓城(出雲市)の連続竪堀との類似が指摘されており、高橋一族を出自とする本城常光が城主だった頃に構築された可能性がある〔。 また、麓の集落にある西本寺には、山吹城の追手門(大手門)が廃城後に山門として移築現存している(先に龍昌寺の門として使用された後、西本寺に再移築された)とされている〔西本寺 - 銀の旅路(大田市観光協会)〕。ただし、大田市指定文化財「西本寺山門」としては江戸時代初期のものとされており〔大田市指定文化財一覧 - 島根県教育庁文化財課〕、現在の現地説明板にも山吹城の城門が移築された旨の説明は含まれていない〔過去には「山吹城城門」と記された標柱も建っていたが現在は無く、現地説明板は「建立年代17世紀初期」としていることから、山吹城の遺構とは異なる扱いがされている(石見・山吹城 - 城郭放浪記)〕。 周囲には、石見銀山や街道の支配・防衛の為に築かれた石見城・矢筈城・矢滝城(全て大田市)があり、山吹城と共に石見銀山遺跡に登録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山吹城」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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