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高雄・京北線(たかお・けいほくせん)は、西日本ジェイアールバス(西日本JRバス)が運行している路線バス(自動車路線)である。 1995年4月2日までは京鶴線(けいかくせん)と称していた。西日本JRバスの公式の配布物では京北線と略して記述している場合もある。 本項では、支線として開設された山国線(やまぐにせん)、かつて直通運転を行なっていた名田庄線(なたしょうせん)、2009年より運行を開始した立命館大学線(りつめいかんだいがくせん)および、運行を担当する京都営業所(きょうとえいぎょうしょ)、路線の拠点(バスターミナル、自動車駅)として機能している周山駅(しゅうざんえき)についても記述する。 == 概要 == 1937年に鉄道省が路線を開設して以来、一貫して同省およびその事業を承継する法人によって運行されている(鉄道省→日本国有鉄道自動車局(国鉄バス)→西日本旅客鉄道(JR西日本、JRバス)→西日本JRバス)。 1937年3月25日に京都駅と鶴ヶ岡75kmを結ぶ省営バス京鶴線として開業し、同時に京都自動車区が開設された。改正鉄道敷設法の「京都府殿田附近ヨリ福井県小浜ニ至ル鉄道」の予定線があり、本路線は鉄道線の先行という使命の下に開設された路線である。1938年に周山駅から井戸を結ぶ支線として山国線が開業、その後も支線形成が活発化したが、まもなく戦時体制に入ったため拡大は一時中断となった。 終戦間もない1946年に、小浜駅から納田終・小屋を結ぶ合計36kmの路線として名田庄線が開業した。長距離急行路線の開設が全国的に多くなった1960年代に入ると、京鶴線と名田庄線の直通運転も行なわれ、京都から小浜までの110kmが国鉄バス路線で結ばれるようになった。しかし、途中の経過地である堀越峠が自然災害で不通になることが多く、利用者数の減少もあって1970年代までに直通運行は廃止された。 その後、一部の支線が廃止された程度であったが、国鉄分割民営化およびその後に実施された西日本JRバスへの分社化後に行なわれた大幅な路線の整理は、支線だけではなく京鶴本線の末端区間にも及ぶことになり、1994年には丹波上川以北の路線が美山町営バス(当時)に移管された。2002年3月31日には名田庄線が全廃されたほか、その他の支線区も2003年4月までに京北町営バス(当時)へ移管されたため、京都駅と周山駅を結ぶ1路線だけが残った。この時に路線名称を「高雄・京北線」に変更している。2005年4月1日に旧・京北町が京都市右京区に編入されて以降は、京都市内だけで完結する路線となった。 当路線は京北地区の生活路線としての使命のみならず、京都市街地の沿線に立命館大学があり通学に用いられるなど市内交通として機能するとともに、著名な寺社や紅葉の名所として知られる高雄・槇ノ尾・栂ノ尾(三尾)などが沿線に点在することから、観光路線としての一面も持ち合わせている。紅葉の時期には観光客の利用に対応して臨時便も運行されるが、その際は京都営業所だけでは車両が不足するため、金沢営業所、福知山営業所、近江今津営業所からも車両と乗務員が集められて運行されている。 2008年3月より高雄・京北線車両の方向幕が交換され、英文入りの黒地に白抜き文字の方向幕に変更された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高雄・京北線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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