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ヤンマー(英称:YANMAR)は、日本の発動機(エンジン。産業用を含む)ならびに農機、建機、小型船舶の製造・販売を行う大手企業グループの総称、およびブランドである。 かつてはヤンマー株式会社を中心とするグループであったが、2013年(平成25年)4月1日よりヤンマーホールディングス株式会社(''Yanmar Holdings Co., Ltd.'')を中心とした持株会社制に移行した。本項ではこれについても便宜上記述する。 コーポレート・スローガンは「Solutioneering together」(ソリューショニアリング・トゥギャザー)。 == 概要 == 創業者の山岡孫吉により、当初は工場用ガスエンジンの転売・改造を取り扱うブローカーとして1912年(明治45年)3月に創業。第一次世界大戦後、1920年からは農業用に適する石油発動機の自社製造に着手し、メーカーとしての道を本格的に歩み始める。 商標「ヤンマー」(のち社名ともなる)は、商標候補として豊作のシンボルであるトンボを検討していた〔1950年代以前、石油発動機や焼玉発動機などの小型内燃機関は、脱穀機駆動などの農業用動力として用いられることが多かった。〕が、すでに商標権が静岡県の醤油メーカーに取られていたため、代案として大型のトンボ、オニヤンマにちなんで命名されたものである。創業者の姓の「山岡」に発音が近かったのも決め手となった。 1933年(昭和8年)12月23日には、石油発動機よりも経済的だが技術的ハードルの高かった、小型高速ディーゼルエンジンの自社開発に成功(「HB型」ディーゼルエンジン)。以降は中・高速型のディーゼルエンジンとこれを利用した工業製品の生産で業績を伸長してきた。そのためか、同社が開発し製造したディーゼルエンジンは全般的に信頼性および耐久性が非常に高い事で知られており、創業当初から「ものづくり精神」という概念を21世紀の今日まで頑なに守り続けている。 業界における大手メーカーではあるが、競合するクボタや井関農機(以下、ヰセキ)と違い、2016年(平成28年)時点でも非上場である。 マスコットキャラクターは、ヤン坊とマー坊で、同社イメージ・CMソング「ヤン坊・マー坊の歌」や、かつて日中の夕方や夜に放送されていた天気予報番組「ヤン坊マー坊天気予報」(冠番組)のタイトルにも冠している〔なお、ヤンマーの無人精米所にも古くから設置している所では「ヤン坊マー坊精米所」という名称が付けられている。〕。 2016年(平成28年)3月1日、ヤマハ発動機に対抗するためトヨタ自動車とマリン事業分野において業務提携することを〔トヨタとヤンマーがプレジャーボートでタッグ マイナビニュース 2016年3月10日 〕基本合意したと発表する。 大輪会の会員企業である〔大輪会(だいりんかい)とは - 泉佐野丘陵緑地公式サイト 内のページ。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤンマー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yanmar 」があります。 スポンサード リンク
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