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新世紀エヴァンゲリオンの登場人物(しんせいきエヴァンゲリオンのとうじょうじんぶつ)では、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』およびそれを原作とした漫画版やゲーム、アニメ映画に登場する人物について記述する。 ---- * 使徒については使徒 (新世紀エヴァンゲリオン)を参照。 * 汎用人型決戦兵器についてはエヴァンゲリオン (架空の兵器)を参照。 ---- 登場人物の誕生日は、カヲル・ケンスケ・トウジなどの例外を除き、担当声優の誕生日と同じである。年齢は特記なき場合、テレビ版、旧劇場版、『新劇場版:序』、『新劇場版:破』におけるものであり、『新劇場版:Q』ではEVAパイロットを除きそれぞれ14歳加齢している。 登場人物の名前は大日本帝国海軍の軍艦名からとられたものが多い。クラスメートの名前は村上龍の小説『愛と幻想のファシズム』からとられた。また海に関する用語からも取られている。 == 主要EVAパイロット == ; 碇シンジ(いかり シンジ) : : 声 - 緒方恵美 : 本作の主人公。EVA初号機パイロット(サードチルドレン・第3の少年)。14歳。 ; 綾波レイ(あやなみ レイ) : : 声 - 林原めぐみ : 本作のヒロインの1人。EVA零号機パイロット(ファーストチルドレン・第1の少女)。データ上は14歳。 ; 惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・アスカ・ラングレー) : : 声 - 宮村優子 : 本作のヒロインの1人。EVA弐号機(2号機)パイロット(セカンドチルドレン・第2の少女)。14歳。 : 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』では、式波・アスカ・ラングレー(しきなみ・アスカ・ラングレー)として登場する。 ; 真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス) : 声 - 坂本真綾 : EVA仮設5号機・8号機パイロット。『破』より登場する新キャラクター。 :; 登場までの経緯 :: 『破』の予告ではシンジらの通う第壱中学校とは異なるえんじ色のブレザー型制服を着ていたが、『破』のティザーポスターではパフスリーブのブラウスを着用した夏服仕様になった。『破』の予告絵コンテには、「ゲンドウと同じ仕草で眼鏡を直す少女のUP」との記述がある。 :: 2007年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』当時は名前が明かされておらず、2008年発売のゲーム『ぷちえう゛ぁ』で「マリ」という名前とともに紹介された。2009年3月14日の『破』初回前売券発売時には「×××・マリ・×××××××」と「マリ」以外の名前を隠した状態で紹介され、同年4月18日の第2弾前売券発売時にはフルネームと担当声優が公開された。 :; 人物 :: イギリス出身でユーロ支部所属〔『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』DVD・BD版封入リーフレットより〕。日本語と英語を話せるが、最初の戦闘時には思考言語に日本語を指定している。 :: EVAでの出撃時に「三百六十五歩のマーチ」(『破』)や「ひとりじゃないの」(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』)といった日本の1970年前後の歌謡曲をアカペラで歌ったり、興奮時には「にゃっ!」という掛け声や語尾を時折発する癖がある。 :: 自身がEVAに搭乗することについては全く疑問を持っておらず、戦闘中に痛みを堪えながらも「面白いから、いい!」と楽しんでいる。そのため、EVAに搭乗したくないと悩むシンジの心理を珍しがっていた。 :: 仮設5号機搭乗時は暗緑色の旧型プラグスーツとヘッドギアを着用していたが、2号機搭乗時にはピンク色の新型プラグスーツへ着替えている。各プラグスーツを着用する際には自身のバストサイズとのフィッティングを気にする台詞があったり(『破』)、新型プラグスーツで搭乗した際には身体が激しく揺さぶられるとそれに合わせて胸部も同様に揺れる描写がある(『破』『Q』)うえ、版権画によっては新型プラグスーツの胸部から乳房を大幅に露出させたものすら描かれる(太田出版の『CONTINUE』Vol.50の表紙〔CONTINUE Vol.50 | コンティニュー - CONTINUE 〕)など、バストサイズが大きい描写がなされている。また、眼鏡を掛けたままでEVAに搭乗しているうえ、眼鏡がないとほとんど目が見えないなど、裸眼の視力が低い描写もなされている。 :: 名前の由来は大日本帝国海軍夕雲型駆逐艦「巻波」、イギリス海軍アロガント級戦列艦、フェイム級戦列艦、イラストリアス級航空母艦及びインヴィンシブル級航空母艦『イラストリアス』から。 :; 新劇場版 :: 冒頭で仮設5号機に搭乗して第3使徒を殲滅するが、機体の自爆プログラム作動とともに脱出した直後の台詞で、NERVとは異なる理由でEVAに搭乗していることをほのめかす。その後、何者かの命令によって日本国内へ密入国するが、パラシュートが風に煽られたために第壱中学校の屋上へ不時着。この時に邂逅したシンジの体臭を嗅ぎ、「L.C.L.の香りがする」と言ってEVAパイロットであることを看破し、彼を「NERVのわんこ君」と呼ぶようになった。 第10使徒襲来時には封印されていた2号機を起動して出撃し、パイロットに強い負担を強いる裏コード「ザ・ビースト」を発動させる。 :: 監督の摩砂雪が描いた準備稿の絵コンテ(第8使徒戦前の作戦会議)では、「第4の少女」としてシンジたちに紹介される描写があった(「初期の庵野のシナリオどおりに描いたやつ」と全記録全集インタビューで語っているため、完成本編と設定が同様かは不明)。 :; 新劇場版 :: 『破』から14年後、ヴィレ所属の正規実用型(ヴィレカスタム)8号機のパイロットとして登場。アスカたちと同じく、「エヴァの呪縛」によって外見年齢は変わっていないが、眼鏡がアンダーリムへと替わっている。マイペースな性格は相変わらずで、多くの人物が殺伐とした雰囲気を漂わせる中、数少ない明るさを見せる立場となっている。戦闘においてはアスカとパートナーを組んでいるが、積極的に接近戦に持ち込んでいた前作とは違い、今作ではあくまで援護射撃だけにとどまっている。また、アスカの許可なしにAA弾を使用できないなど、立場は彼女より下であることが示唆されている。第13号機がフォースインパクトを起こしかけた際にはシンジの入ったエントリープラグを摘出し、脱出させた。ちなみに、『Q』の劇中で8号機のエントリープラグから出た描写は一切ない。 :: Mark.09が「アダムスの器」であることを看破する、ゲンドウのことを親しそうに「ゲンドウ君」と呼ぶなど、謎めいた発言も多い。 :; 漫画版 :: 第14巻の描き下ろし部分に登場。1998年に飛び級で16歳で京都の大学に進学した後は冬月研究室に所属しており、ユイはその頃の先輩だった。その後、イギリスに留学していた模様。 :: なお、漫画版においてのマリは作中で碇ユイに本気で恋愛感情を寄せている描写がある。眼鏡はマリの「告白」に対するユイのプレゼントだとされている。アニメにおいてもレズビアン、またはバイセクシャルであるのかは現段階では不明。 :; イメージ :: 本来の予定では出番は少ない予定であったが、総監督の庵野の意向で出番が増えた旨が明かされている。制作初期の段階では、「マリコ」という名であった〔新ヱヴァンゲリヲン・鶴巻監督独白「名前変えた理由は僕も知らない」 、AERA 2009年7月6日号〕。 :; 英語版での発音 :: 英語版製作時、「マリ」 (Mari) の発音をほぼ日本語のままにするか、英語的なもの(第一音節が強調され、「r」がやや巻き舌)にするかが検討された。最終的には坂本真綾が日本語版の英語台詞部分で用いた後者が採用されたが、その指示は徹底しておらず、キャラクターによっては名を日本語風に発音している〔北米盤DVD『Evangelion: 2.22 You Can (Not) Advance』のコメンタリーより。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新世紀エヴァンゲリオンの登場人物」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of Neon Genesis Evangelion characters 」があります。 スポンサード リンク
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