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『山峡の湯村』(さんきょうのとうそん)は、松本清張の短編小説。『オール讀物』1975年2月号に掲載され、1977年9月に短編集『馬を売る女』収録の1作として、文藝春秋より刊行された。 1992年にテレビドラマ化されている。 == あらすじ == 飛騨・小坂川上流の山峡にある温泉宿「谷屋旅館」に、一人の老人客が逗留していた。かつて伝奇的な時代小説で人気を博し、大衆小説の頂点にいた作家・小藤素風であった。素風はすでに忘れられた存在になっていたが、三年前に、愛読者として訪ねてきた梅田勇作の誘いに応じてこの地へ来た。谷屋旅館の女中・お元は、勇作が結婚を心に決めている女性であり、勇作の言いつけを守って献身的に素風の面倒を見ていた。 国文科の教師である太田二郎は、谷屋旅館の近くの「紅葉屋旅館」で休養をとっていた。太田は女中の安子から、あの小野素風が谷屋旅館にいることを聞く。宿からバスで10分ほどの人造ダム湖「仙竜湖」に釣りへ出た太田は、素風に声をかけられる。が、湖面に目を据えた素風は太田に、「湖底に沈んでいるのは家ばかりじゃねえ」と言った。また、この湖には一年半前から妙な噂が立っており、夜明け頃を中心に、奇妙な鳥の鳴き声がする、というのであった…。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山峡の湯村」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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