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文翔館(ぶんしょうかん)は、山形県山形市の中心部にある国の重要文化財「山形県旧県庁舎及び県会議事堂〔山形県旧県庁舎及び県会議事堂 (文化庁「国指定文化財等データベース 」)〕」を修復・利活用している施設の愛称。正式名称は「山形県郷土館」。日没から21:30までライトアップが行われている〔文翔館ライトアップ (社団法人山形市観光協会)〕。 == 概要 == 1916年(大正5年)に、第2代の山形県庁舎および山形県会議事堂として、イギリス・ルネサンス様式を基調としたレンガ造りで建てられた。設計は、米沢藩出羽国領・米沢(現・山形県米沢市)出身の中條精一郎を顧問とし、現・東京都出身の田原新之助が担当。同一人物の設計による同時期の建築ながら、旧県庁舎の方は外壁に山形県産花崗岩を用いているため、両者の外観の印象は異なる。 現在は、議場ホール(約250名収容)、中庭、2つの会議室、8つのギャラリーが貸し出されている。また、文翔館の前庭にあたる南側には、1.6haの面積に日本庭園・噴水・石張りの広場などを備えた「県政史緑地〔県政史緑地(文翔館:旧県庁) (山形県)〕」()が整備されている。文翔館と県政史緑地は別の施設であるが、一括して1つの指定管理者が管理・運営をしており〔山形県郷土館及び県政史緑地の指定管理者の候補者選定について (山形県)〕、県民活動の場としての利用のほか、コンサートやライブ、その他屋外イベントが行われ、中心部の集客装置として機能している。なお、山形テルサを本拠とする山形交響楽団が、文翔館を練習場〔山形交響楽団音楽監督の飯森範親氏と結城学長が対談を行いました (山形大学)〕および小規模なコンサートの会場として利用している。 文翔館の門前はT字路となっており、正面南方向には七日町商店街を初めとした山形市の中心部繁華街が続く。他の東西2方向は県道19号山形山寺線および県道22号山形天童線であり、文翔館は山形市の都市骨格の交通の要衝にあるランドマークとなっている。また、周辺には山形地方裁判所、山形市役所、山形県県民会館を初めとした山形の主要施設が集まっている(#周辺参照)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「文翔館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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