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山本 海人(やまもと かいと、1985年7月10日 - )は、静岡県出身のサッカー選手。ヴィッセル神戸所属。ポジションはGK。元日本代表。 ==来歴== ジュニアユース、ユースチームを経てトップチーム昇格を果たした清水エスパルスの生え抜きの選手である。各年代の代表メンバーにも選出されており、2007年に行われた北京五輪アジア最終予選においては3試合連続完封を含め合計4試合で先発起用されるも、本大会でのスタメンは西川周作に奪われる形となった。 2004年のトップチーム入団後の4年間でリーグ戦出場は1試合のみに終わっていたが〔清水GK山本海人が新潟封じ 、ニッカンスポーツ、2009.05.23〕、2008年7月20日に行われたJ1第18節新潟戦(東北電力ビッグスワンスタジアム)において、正GKの西部洋平が負傷したことに伴い先発出場し、完封勝利に貢献した〔。この後は正GKとしてシーズン終了まで起用され、苦戦が続いた2008年シーズン前半戦とはうってかわり、後半戦のみで勝点首位となったクラブの躍進に貢献した。ただし、オフには左ひざ半月板の内視鏡手術を受けた〔清水GK山本海人がドッキリ復帰 〕。 2009年序盤は、前述の手術の影響もあり再び西部にレギュラーを奪われていたが、5月23日のJ1第12節大分戦(アウトソーシングスタジアム日本平)からは再びゴールマウスを守ってチームの快進撃を支えた。10月1日にはその活躍が日本代表の岡田武史監督の目に止まり、同僚の岡崎慎司、岩下敬輔とともに自身初のA代表入りを果たした(ただし出場機会はなし)。しかし、10月18日の第29節大分戦(九州石油ドーム)に1-2で逆転負けして以降、チームは5連敗と失速し優勝争いから脱落。最終順位は7位にとどまった。さらに、J1第31節柏レイソル戦(日立柏サッカー場)では、相手が降格目前でしかもホームでわずか1勝だったにも関わらず0-5と大敗。また、山本自身もその試合で、味方DFへのパスを相手FWにカットされてゴールを許すなど軽率なプレーが目立ち、その試合以降西部にレギュラーを奪われた。 一方で、天皇杯では準決勝から試合に出場。12月29日に静岡スタジアムで行われた名古屋との準決勝では再三好セーブを見せ、1-1でPK戦まで持ち込んだが、名古屋先攻のPK戦で3-4と名古屋がリードの場面で名古屋の5人目杉本恵太のシュートがクロスバーを直撃、そのボールが不運にも山本の背中に当たってゴールとなり、3-5で敗れて決勝には進めなかった。 2010年から引退した掛川誠より背番号1を引き継いだが、開幕前に膝を故障をしたため開幕スタメンは前年に続いて西部に奪われ、その後も腰痛など度重なる故障に悩まされてリーグ戦出場は0に終わった。一方、天皇杯では準々決勝から出場。前年に引き続いて好プレーを披露し、準決勝では3連覇を目指したG大阪を3-0で破ってチームとして5年ぶりに決勝まで進んだが、決勝では鹿島に1-2で敗れて10年ぶりの優勝は成らなかった。 西部が湘南に移籍し、2011年は自身初の開幕スタメンを勝ち取った。その後もレギュラーとして起用されていたがJ1第11節の神戸戦(日本平)で1-5と大敗し、さらにこの試合では辻尾真二からのバックパスを相手に渡してしまい失点するというミスを犯したため、J1第12節大宮戦(さいたま市大宮公園サッカー場)から碓井健平にレギュラーを奪われたが、碓井も8月に3試合連続で4失点を喫したためJ1第22節の大宮戦(日本平)から再び正GKに復帰した。 2012年は新加入の林彰洋に開幕スタメンを奪われ出場機会に恵まれず、シーズン後にJ2へ降格したヴィッセル神戸に完全移籍した。神戸では徳重健太の負傷により開幕から出番を得て好調を維持していたが、夏場に古傷の右手首痛が悪化して離脱。以降は復帰した徳重にレギュラーを譲った。怪我の癒えた2014年シーズンは開幕からレギュラーを掴んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山本海人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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