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山本 鎮彦(やまもと しずひこ、1920年11月1日 - 2012年9月17日)は、日本の内務・警察官僚。日商岩井航空機疑獄事件や、東京サミット時の警察庁長官。 == 人物像 == 長野県長野市生まれ。横浜第一中学校(現神奈川県立希望ヶ丘高等学校)、旧制松本高等学校文科甲類を経て1943年東北帝国大学(現東北大学)法文学部法科卒。フランス語、英語を使うことのできる国際派として知られ、警察庁長官としては初の非東大法学部出身者となった。その他、警察官僚出身としては初となる特命全権大使も務めた(後の三井脩人脈に連なる)。 退官後、広域暴力団との繋がりを指摘されていた株式会社佐々木通商が最大の出資先となっていた、社団法人公共ネットワーク機構の会長に就任したことを問題視された〔ただし、佐々木通商が最大の出資先であったというだけで、公共ネットワーク機構そのものは、広域暴力団と関連性のある団体ではない。〕。ただし、山本本人はそのことを知らないで会長職を引き受けていたと主張している。 警察庁OBのトップとして長年君臨し続け、警察庁を陰で牛耳るドンとして恐れられていた。旧内務省・特高警察の流れをくむ警察庁OBによる秘密グループにも参加しており、暴対法の素案を練ったり、警察庁人事に影響力を行使するなど、絶大な権力を握っていた。このグループには、後の国民新党代表の亀井静香も参加している〔『噂の真相』1997年6月号 p49〕。 2012年9月16日、91歳で死去(没日付をもって従三位追贈(正七位から進階)〔官報本紙、2012年10月23日〕)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山本鎮彦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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