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山村正夫 : ミニ英和和英辞書
山村正夫[やまむら まさお]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
山村 : [さんそん, やまむら]
 【名詞】 1. mountain village 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [ただし, せい, しょう]
 【名詞】 1. (logical) true 2. regular 
: [おっと]
 【名詞】 1. (hum) (my) husband 

山村正夫 : ウィキペディア日本語版
山村正夫[やまむら まさお]

山村 正夫(やまむら まさお、1931年3月15日 - 1999年11月19日)は日本のミステリー作家大阪府生まれ。名古屋市出身。
== 経歴 ==
名古屋市立東白壁尋常小学校入学と同時に、毎日作文を一篇書く英才教育を母親に受けノート10冊くらいになる。2年の時、父親のNHK職員の仕事のため東京へ転居する。大井第一小学校で作文が高い評価を受け、少年倶楽部懸賞に応募し何回か入選する。東京都立多摩中学校

1944年春、高知県高岡郡新居村へ軍事疎開し、高知県立海南中学校へ転校する。中学2年の時、猛暑での過酷な軍事訓練で体を壊し、1年間休学する。

この間、友人となった家の、世界文学全集、大衆文学全集、江戸川乱歩全集、探偵小説全集などを読みふける。この頃、習作の怪奇幻想的な小説小編を書きつづり、冒険小説『骸骨島』の原稿用紙をまとめた冊子を作る。

敗戦後に、休学を特例取消しで東京へ戻り復学する。東京都の居住制限により、愛知県名古屋市へ移転し、愛知県立第一中学校に転校し、友人と同人誌「玩具」を発行する。新制高校に変更の愛知県立旭丘高校を卒業。名古屋外語専門学校英語科(現南山大学)卒業。
専門学校在学中の17歳で執筆した『二重密室の謎』が、翌年1949年推理小説誌「宝石」に掲載されデビュー。その一方で演劇部長となり、学生演劇にものめりこむ。卒業後、1952年上京して、高木彬光のアシスタントと文京出版の月刊少年雑誌「譚海」、「探偵王」などに短編を書く〔当時はクラブ雑誌と呼ばれた大衆小説誌に探偵小説は1、2話戦前からの大家が書く程度で、戦後派作家は主に少年読物を書いていた。『わが懐旧のイタ・セクスアリス 小説作法・小説教室』山村正夫 P.56 〕。一方で劇団文学座舞台技術研究生となる。この頃、探偵作家クラブに20代のただ一人の会員となり、会長の江戸川乱歩に近侍する。
1953年作家の丹羽文雄に師事し、純文学の勉強をする。文学座演出助手になるが、1954年退座する。文京出版が倒産し、1957年から1962年まで内外タイムス社に記者として勤務し、都内の警察回りを経て、警視庁記者クラブ詰めで捜査第1課捜査第3課を事件記者として担当し、待機の合間に執筆する〔1955年ごろから中間小説誌に代替わりし、やがて推理小説が多く載せられるようになった『わが懐旧のイタ・セクスアリス 小説作法・小説教室』山村正夫 P.127-128〕。その後は専業作家として伝奇ミステリー小説中心に執筆し、新人作家を育て、51年間長く作家として活動する。(以上〔『わが懐旧のイタ・セクスアリス 小説作法・小説教室』山村正夫 P.23-139 1998年11月 ケイエスエス〕)
代表作に『湯殿山麓呪い村』など。日本推理作家協会理事長、日本ペンクラブ理事などを歴任。
推理小説の研究にも熱心でミステリーの古典をトリック中心に分類して一般向けクイズ形式とした『トリック・ゲーム』などの著作もある。
若き時代からデビューし、多くの作家と交流をもったため、回顧録『推理文壇戦後史』全4巻は、推理小説の歴史についての貴重な資料となっている。
特技は将棋で四段の腕前だった。
1999年、多臓器不全により死去。享年68。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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