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山梨 正明(やまなし まさあき、1948年 - )は、日本の言語学者、関西外国語大学教授。京都大学名誉教授。言語科学と関連領域を含む認知科学の視点から言葉の探求を試みる、日本を代表する理論言語学者の一人。1983年に創設された日本認知科学会の設立メンバーの一員。日本認知科学会フェロー (Honorary Fellow)。 == 来歴 == 静岡県出身。1970年に、サンケイスカラシップの奨学生として渡米。東京教育大学(現・筑波大学)からカリフォルニア大学に転学、1971年に ロナルド・ラネカーらが教鞭を執るカリフォルニア大学の言語学科でB.A.を取得。同年、当時ジョージ・レイコフらが教鞭を執っていたミシガン大学の言語学科に進学、翌年の1972年 に M.A.、1975年にミシガン大学にて Ph.D.を取得。博士論文は、生成意味論の枠組みに基づく英語述語の概念構造の分析。ミシガン大学の博士論文に基づく著書『生成意味論研究』(開拓社)で、史上最年少の市河三喜賞を受賞。 日本に帰国後、認知言語学の先駆者として日本認知言語学会(JCLA)を設立し、数多くの文法論、意味論、語用論関連の論文、著書を執筆している。専門は特に、認知言語学・記号論・語用論。現在は、知のメカニズムの解明を目指す認知科学の立場から、人間の一般的認知能力・運用能力を反映する日常言語の記述・説明を試みている。科学哲学・認知心理学・現象学・脳科学・AIなど認知科学の関連分野にも造詣が深い。日本語用論学会・前会長(2008〜2011)。日本認知言語学会・前会長(2009〜2012)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山梨正明」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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