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山沢 栄子(やまざわ えいこ、1899年 - 1995年7月16日)は、大阪市出身の写真家。 日本の女性写真家のパイオニアである。関西を拠点にポートレートや広告写真の分野で活躍したが、1960年以降は抽象的な形態のモティーフを組み合わせた「What I'm doing」のシリーズを制作した。 14歳から写真を始め、女子美術学校日本画科卒業後、1926年カリフォルニア・スクール・オブ・ファイン・アーツに留学、油絵を学ぶ。その間、写真家コンソエロ・カネガの助手として、本格的に写真を学ぶ。 1929年大阪に戻り、大阪堂島ビルにポートレイトスタジオを開設、1935年そごう百貨店内の3Fのスタジオに移転。1938年には心斎橋筋の山沢栄子写真場を開設した。顧客にはサントリーの佐治敬三や建築家の村野藤吾など大阪の多くの文化人、経済人がいた。 1943年に新劇女優・山本安英を知り、舞台扮装写真を撮影始めた。戦争中より終戦まで約3年間東京及び信州において山本安英の勉強会に出席、 舞台写真の撮り方を研究する。(戦争中は長野県に疎開)。 1945年スタジオを戦災で焼失。浜地病院に身を寄せた。翌年に京都の進駐軍P.X.スタジオを担当した。 1950年、山沢写真研究会開設。商業写真を始めた。1952年商業写真山沢スタジオを大阪そごう百貨店屋上に設立。1955年ニューヨークにいき、27年ぶりにコンソエロ・カネガと再会。同年、大阪府芸術賞を受賞。 1960年に営業写真家としての仕事をやめ、念願だった表現としての写真制作に専念した。1965年、半年間、ヨーロッパ、アメリカに撮影旅行。1968年神戸にスタジオ移転。 1977年日本写真家協会功労賞受賞。1980年神戸市文化賞。1982年昭和62年度日本文化デザイン会議賞受賞。 1994年に伊丹市立美術館で回顧展を開催した。 ◆出版 1962年 山沢栄子写真集「遠近」 1982年 山沢栄子写真集「私の現代・2」 1986年 山沢栄子写真集「私の現代・3」 ◆最近のグループ展 1998年"An Incomplete History: Women Photographers from Japan、1864-1997", VISUAL STUDIES WORKSHOPなど、アメリカ巡回 2000年「ヴィーナスたちの100年ー女子美術大学創立100周年記念展」日本橋三越本店7階ギャラリー、東京 2001年「奔る女たちー女性画家の戦前・戦後1930ー1950年代」栃木県立美術館 2005年「What I’m doing—山沢栄子・赤崎みま」サードギャラリーAya。 2008年「PHOTO+GRAPH展 光の描画」女子美アートミュージアムなど、東京を巡回 == 参考文献 == *写真の美術・美術の写真 大阪市立近代美術館 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山沢栄子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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