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山田 實(やまだ みのる、1918年 - )は、日本の写真家。1977年、沖縄タイムス芸術選賞大賞受賞。2000年、沖縄県文化功労者として表彰。兄は、詩人の山田有勝。 == 人物 == 沖縄県那覇市東町出身。那覇市で育ち、戦前から沖縄の写真を取りはじめる。 二・二六事件の直後に明治大学専門部商科進学のため上京。明治大学新聞高等研究科二部卒業後、日産土木株式会社に入社。勤務地であった満州で召集。ソ連軍との交戦中に沖縄壊滅の知らせをきく。敗戦後シベリアに抑留され、飢えと過酷な労働に2年間耐えた後、生還。東京での養生を経た1952年、まもなく那覇市に「山田写真機店」を開業。経営の傍ら、沖縄を写真で記録し続ける。貧苦の復興期に、写真倶楽部を興し、二科展や沖展に関わるなど、戦後の沖縄写真界、芸術文化の黎明期を支えた。 2013年、第29回東川賞飛弾野数右衛門賞を受賞。 == 著書 == * こどもたちのオキナワ 1955-1965 (池宮商会 2002年) * 沖縄の記憶 オキナワ記録写真集 1953-1972 山田實、金城棟永 (生活情報センター 2006年) * 山田實が見た戦後沖縄 (琉球新報社 2012年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山田實」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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