翻訳と辞書
Words near each other
・ 山田尚勇
・ 山田尚史
・ 山田尚子
・ 山田尚幸
・ 山田尚達
・ 山田尾浦テレビ中継局
・ 山田尾浦中継局
・ 山田屋
・ 山田屋まんじゅう
・ 山田屋アタック
山田屋権兵衛
・ 山田岳
・ 山田峠
・ 山田崇夫
・ 山田川
・ 山田川 (大阪府)
・ 山田川 (岐阜市)
・ 山田川 (神戸市北区)
・ 山田川インターチェンジ
・ 山田川ダム


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

山田屋権兵衛 : ミニ英和和英辞書
山田屋権兵衛[やまだやごんべえ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [けん, ごん]
  1. (n,n-suf) authority 2. the right (to do something) 
: [へい]
 【名詞】 1. (1) (common) soldier 2. rank and file 3. (2) army 4. troops 5. (3) warfare 6. strategy

山田屋権兵衛 : ウィキペディア日本語版
山田屋権兵衛[やまだやごんべえ]
山田屋権兵衛(やまだやごんべえ)は江戸時代より約400年、代々市谷甲良屋敷(現市谷柳町25番地)で米、味噌、麹の製造、販売を生業とした一族。
初代は甚右衛門と称し、正徳4年(1714)に甲良氏がこの地を拝領する以前に、前田家清泰院前田綱紀の実母)に由緒のあった者という(市谷町方書上)。
13代権兵衛は天然理心流剣術道場主近藤周助に店貸ししていた。嘉永2年(1849年)に近藤勇の実家、宮川家と交わされた「養子差出一件」に保証人としてその名前が記される。また、嘉永4年に問屋再興の際には、米屋、および味噌屋問屋としてその名が確認できる(養子差出一件と同一の印鑑が使用されている)。明治5年(1872)の「第三大区小六区志」によると、味噌製造高47石、麹製造高40石となっている。
14代田畑安吉は牛込区会議員、東京市会議員を歴任し、縁戚に当る升本喜兵衛 (初代)とともに土地開発を手懸ける。また下六番町(現千代田区六番町)に出店し、15代常吉のとき、屋号を山権商店と改める。このころまで、升本を経由して東京の酒造業の使用した酒麹を一手に担っていたことも特筆されよう。
しかし16代福太郎の代になると、酒造業も大規模化し、徐々に需要も失われ、昭和17年から行われた戦時統制に従い、酒麹の製造業を撤退。また、昭和20年5月25日の戦災により、下六番町の店舗を失い、廃業した。
== 参考文献 ==

*「市谷町方書上」(国立国会図書館所蔵)
*『牛込区史』(臨川書店刊)
*「第三大区小六区志」(上記『牛込区史』所収)


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「山田屋権兵衛」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.