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山陽自動車運送株式会社(さんようじどうしゃうんそう)は、大阪府東大阪市に本社を置くレンゴーの子会社で、阪神電気鉄道の関連会社となっている運送会社。 == 概要 == 1943年10月15日、陸運統制令のもと、兵庫県宍粟郡(現宍粟市)で独自に営業をしていた運輸会社5社(山崎貨物自動車、上野自動車、神戸自動車、千種合同自動車、三方自動車)が統合、郡で唯一の運送会社「宍粟貨物自動車株式会社」として営業を再開したことに始まる。初代社長に山崎貨物自動車、三方自動車社長の本條猛二が就任。1950年2月に現在の山陽自動車運送に社名変更し、この頃大阪を起点にした「東西200キロ構想」が実現する。1959年には、東京路線実現に備えて、本社事務所も創設の地、宍粟郡から大阪市内に移された。1960年には、当時「ゴールデンロード」と呼ばれていた東京路線の運行を開始する。この年、本條猛二の同郷出身者、河本敏夫(三光汽船社長)が山陽自動車運送の取締役に就任。1962年には阪神電気鉄道と業務提携しグループ会社となった。 2011年5月に、阪神が保有する株式の約半数を段ボールを製造するレンゴーに譲渡したことにより、阪神の連結子会社を外れてレンゴーの子会社となった。ただし、阪神とは現在でも関連会社として関係が残っており、阪急阪神ホールディングスの持分法適用会社となっている〔かつては、阪神系である名残としてホームページアドレスに「hanshin.co.jp」が含まれていたが、現在では「sanyoju.co.jp」になっている。また子会社の新和運輸についても同様にホームページアドレスが「hanshin.co.jp」となっていたが、これも現在では「sanyoju.co.jp」になっている。〕〔阪急阪神ホールディングス 第173期(平成22年4月1日‐平成23年3月31日)有価証券報告書での記述による。〕。現在は東は埼玉県から西は広島県までの営業所に加え、沖縄と札幌にも営業所を持ち全国展開を行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山陽自動車運送」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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