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医療法人社団誠広会 岐阜中央病院(いりょうほうじんしゃだんせいこうかい ぎふちゅうおうびょういん)は、岐阜県岐阜市にある医療法人社団誠広会が運営する病院。1983年に開設された誠広会病院を前身とするの病院である。同じ「誠広会」が運営する病院として同市内に平野総合病院が、また系列病院として早徳病院がある。 == 概要 == 岐阜中央病院は診療科11科、病床数352床(一般296床、療養56床)を有す岐阜市北部を代表する病院の一つである。日本医療機能評価機構認定病院。救急指定病院として岐阜県知事により告示されている。 岐阜大学医学部附属病院を除けば岐阜市北部で最大規模の病院であり、岐阜市北西部や隣接する北方町の地域医療を担っている。多くの診療科を持つ病院であるが、前身の名前にもあるように特にリハビリテーション医療に特徴があり、岐阜地域リハビリテーション広域支援センターの機関指定も受けている。本院は岐阜県内でも屈指の規模を持つリハビリテーション施設を有しており、通院・入院リハビリはもちろん訪問リハビリやデイケアによるリハビリにも対応しており、リハビリテーション科医師4名(2008年2月時点)を含む約50名のスタッフによって理学療法・作業療法・言語療法のいずれも可能となっている。また県内で初めて回復期リハビリテーション病棟が設置されたのも本院であり、脳神経外科関連の疾患や術後のリハビリ期などに用いられている。 終末期医療においては、岐阜中央病院には28床からなる緩和ケア病棟(ホスピス)を有しており、日本医療機能評価機構にも付加機能として認定されている。緩和ケア病棟の設置は岐阜県では本院が唯一〔緩和ケア病床については郡上市民病院の療養病棟でも8床設置されている。〕であることから、岐阜県においては緩和医療の中心的な役割を担っている。また慢性期医療や終末期医療だけでなく、本院は急性期医療に関しても力を入れており、救急医療に関しては二次救急病院として年間1200~1500台の救急搬送・5000人前後の救急患者を受け入れている。2007年7月には心臓カテーテル室が設置され、循環器科の診療機能拡大が図られている。そのほか脳神経外科病棟には脳卒中センターとしての機能を有している。 設備面においてはMRIや16列マルチスライスCT、マンモグラフィなど多数の高度医療機器を備えている。また2007年7月には前述の心臓カテーテル室の整備と共に、岐阜県内で4番目・岐阜地区では岐阜県総合医療センターに次ぐ2番目にPET-CTが導入されており、がん診断などに用いられている。施設面においては、本院は1999年に現在の場所に移転され、それと同時に緩和ケア病棟などが整備されている。また回復期リハビリテーション病棟やHCU、亜急性期病床が整備されており、症状に応じた対応が可能となっている。そのほか本院には天然温泉に入浴することができる温泉棟や人工透析センターなどが設置されている。なお本院は健康増進法に基づいて駐車場なども含め敷地内においては全面禁煙となっている。 その他の特徴として、岐阜中央病院の近隣には姉妹法人となる「社団法人誠広会」が運営している「ケアハウス やすらぎの里 川部苑」や「特別養護老人ホーム やすらぎの里 川部苑」があり、本院併設の訪問看護ステーションやデイケアセンターも含め、介護分野においても地域の拠点となっている。また本院は作業療法士や理学療法士など医療技術者の実習学校に指定されている。そのほか、本院と平野総合病院の間を結ぶバスが運行されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岐阜中央病院」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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